湿地が舞台の割にはカラッとしてて爽やかな見応えやった
見たことある行き止まり系ロードムービーの中では頭抜けてるんじゃないかってくらいどうしようもない無力感の濃い映画でした
お父さんのジャズドラムが絶妙>>続きを読む
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特権階級への愛憎はわかるとしてやたらと性的に倒錯してるのはなんでなんやろう
パフォーマンス感が強くて萎えた
ロケーションもショットも確かに綺麗なんやけどなんか安っぽく見えた瞬間も多々あった、このある意>>続きを読む
短さゆえか、内容だけでなく映されるビコ村そのものに美しい完結性のようなものを感じた
好むと好まざるとにかかわらず世界の技術的進歩と共に失われていくのであろう暮らしと佇まい、それらがギュッと詰まって儚い>>続きを読む
映画を見てる彼らを見てる僕ら、を見ている誰かもいるのかもしれない
4分という短さやからもちろんそれぞれのパーソナリティなんてわかるわけないんやけど、それでも彼らからは記号的になり得ない奥行きの存在をな>>続きを読む
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この再編集された劇場版ではアニメ版で到達した最終的なメッセージを、より射程を広げるためこれでもかってほどエモーションを上乗せして叩きつける
アニメの、特に後半におけるメタファーでメタファーを説明するよ>>続きを読む
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今作は監督がロシアのウクライナ侵攻を中心とした悲劇的な世界情勢を受けて引退宣言撤回してまで作り上げた映画である、という前提がある意味バイアスとなった中での鑑賞やったけど、結果的にそんなふうに身構えてあ>>続きを読む
感想が多すぎてとても書ききれない…
ヴィム・ヴェンダースのハンディ・カムとハバナの潮で錆びついた街並みやラテン音楽のリズムがものすごく合ってた気がした
色味とかぼかし方は大袈裟なくらいやったけど見終わ>>続きを読む
今の20、30代の僕と同じ世代の人たちは特に反感を持つシーンが多数あるのではなかろかと思う、ぼくもなんかこう恥ずかしくなって目を逸らしたくなるようなことが何度かあった
今の価値観で古い映画(いっても9>>続きを読む
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決して慎ましい中高年の独り暮らしを、その繰り返される日々を自己完結的にPERFECT DAYSと称揚する映画でなくてよかった
主人公の彼と彼の友達である公園の木が生み出し続けた影の集積…影は重なれば濃>>続きを読む
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「アステロイド・シティ」の内容も悪くなかったけど、何気に制作ドキュメントの方にぐっと惹かれた
冒頭の司会者による架空の街、アステロイド・シティの虚構性の解説から始まり、オーギーが手をトースターに突っ込>>続きを読む
交通整理が追いつかなくて大玉突き事故が起こった後のドライバーたちの恐る恐る感が一番おもろかった
画も常に良かった気がする、特に河岸沿いの修理屋さんのあたりは光の加減も若者たちも溌剌としててよかったな>>続きを読む
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おもしろ〜い!って思いながら観てた
キャスト陣の演技やセリフが素晴らしいだけでなく、都会田舎双方のロケーションが絶妙というかちょうど良かった
ただの対比に収まらない良さがあった、とくにジョンスの家ね>>続きを読む
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helplessやユリイカで描かれた親の喪失、疑似家族による癒しのテーマは今作における健次の母親によって足元を掬われるような、致命的な揺さぶりをかけられたのではないかと思う
血縁や会社などにおける保守>>続きを読む
再見
35mmフィルムで鑑賞、ユーロスペースにて
多分人生初のフィルム映画鑑賞体験やったと思う、ぶれや傷のダイナミックなのもさることながらピントの絶妙に温かい感じが独特に感じた、この映画によく合ってた>>続きを読む
冨、名声、権力、マチズモ、などなどそれらが人生における勝利、正しさ、確固たるアイデンティティの獲得へ導くと信じて疑わない(疑わなかった)3人の父親たち
そしてその父たちの″栄光″の歩みの中で理不尽に損>>続きを読む
視聴環境があまりよくなかったせいか内容に深く入り込めなかった気がする
また時間が経ってからもう一回ちゃんと見たい
あの大富豪とレクター博士とでは何が決定的に違ったのか
快楽殺人や拷問マニアのような倒錯>>続きを読む
見習い看護婦の峯岸さんがめちゃくちゃチャーミングやった、まず話し方がいい
彼女の意識が変化していく様子も物語の重要な側面の一つやった
今作における梅毒はいろんなものに言い換えられるのかもしれないと思う>>続きを読む
緊張と緩和とでもいうのか、見ててちょっと意識がこってきたなって時にイイ感じにユーモアが挟み込まれてそれが絶妙なガス抜きになる(冷静に考えたら設定なんかはほとんどギャグみたいなものなんやけど)
でもお話>>続きを読む
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終始設定や展開、会話などにおける細部の作り込みが甘いというかざっくりしてるように思ってもうた
作品の表象を地上とし、比喩やアナロジー的に解釈されるメッセージ、中身の部分を地下とすると多分地下1階くらい>>続きを読む
モニターに映る限られた情報だけで進むがゆえにどことなく2ちゃんの怖い話みたいなチープでお手軽な不気味さがあった
このキャラクターや世界観をあえて限定する演出がミステリーと相性いいんやろうな
それにして>>続きを読む
閉塞感が凄まじく生々しい
グレープ一家はなおのこと、でっかいスーパーに客を奪われた場末のストア、田舎で腐りかけている美人の人妻なんかもため息つきたくなるくらいどうしようもない行き止まりを感じさせる
毎>>続きを読む
こんだけいい加減なシナリオの映画が見事に大流行りしてスキーブームの呼び水となったっていうんやからすごい、ノリと勢いはなんかこち亀思い出すくらいはちゃめちゃやった
こういうのを無敵感と言うんやろうな
原>>続きを読む
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キュビズム的なエリーザベットとアルマの顔面の重なりが示唆的で面白い
ベルイマンというより映画そのものが自律的に自己治癒的な作用を持つような倒錯した感覚を持った、それくらい心の深い部分まで映像化しようと>>続きを読む
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やっぱたまに見るこういった大スペクタクル映画は良いものですね
口笛吹きながら行進する兵隊たちが印象的、旧日本帝国軍の人たちの英語がちゃんと日本人英語で良かった
あとは後半出てくる運び人の女性たちがもの>>続きを読む
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たぬきたちのデザインが大まかに3パターンあって、人間風になる時と写実的になる時に意識される目線の移動はかなり面白かったし制作側の意図も伝わりやすい良い手段な気がする
でも3つ目のアホみたいな線の少ない>>続きを読む
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誠実なラストで好感持ったな
主人公がボランティアとか身障者ってはたから聞く言葉に眉を顰めるシーンが多々あった,彼らにとってはそんなレッテル抜きに至極純粋にただ恋愛してるだけやったんやから結局数ヶ月でお>>続きを読む
笑った笑った…
ユロさんが夜ふけに騒ぎ立てたせいでホテルの一部屋ずつ灯りが灯っていくっていう演出が天丼ネタになってたけどこれほんまおもろかったな
でも一番笑ったのは車の間抜けなクラクションがタイヤの下>>続きを読む
ユーモアがハマって結構笑っちゃったな
軍医に焦点当てた戦争映画を初めて観たせいもあって,このらんちき騒ぎの馬鹿馬鹿しさがするっとそのまま反戦映画的な皮肉として映らなかった
軍医である以前に医者そのもの>>続きを読む
総集編であることは確かやけど、なるほど運命の環という物語の根幹に関わるテーマをこんな形で″リサイクル″してくるとは思ってなかった,アニメ版で迎えたエンドがこの映画の中でどのように魅せてくるのか楽しみ>>続きを読む
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なんかかなり独特な余韻の残る映画やった
脚本に無理に山場を作ることなく,それぞれがそれぞれの仕事や生活をおとなしく送っている様子が続く,でも決してゆるすぎもしない
ユーモアのセンスが会話やサントラに光>>続きを読む
まずロケーションやモノ、ラ・ポワント・クールトに生きる人々の調和が見ていて気持ちいい、何一つズレがないように感じる
だからこそパリで育ち都市生活者然とした目線、愛の論理を持つ主人公の妻はムラ社会の外部>>続きを読む
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刑事さん2人も主人公の奥さんも殺人鬼もみんな人物描写が薄っぺらくて4人家族を殺さなければいけない理由、なぜ彼らは殺されなければならなかったのか、そしてなぜあの殺人鬼を止められなかったのか、そういったい>>続きを読む
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ベン・アフレックのぼ〜っとした顔良すぎるわ,周りがアホみたいに感情的やから余計冷静,というかやっぱりぼ〜っとしたように見えるんやろな
そんな中でもこのクソみたいなゲームに食らいついていく兄妹には心から>>続きを読む
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誰か不憫って説得に来たこの4人が死ぬほど不憫やねんな…世界が終わるなんてただでさえフィクションの王様みたいなテーマをなんとか信じ込ませる,そして自死させるという超難度のミッションにいうたら強制的に選ば>>続きを読む
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上映時間3時間半に多少身構えてたけど,鑑賞中に長いなあとか思うことが一回もなかった気がする,よくわからんけどそれくらいよくできた映画やったってことなのか
まともな捜査官が現れてからムードが変わり本格的>>続きを読む
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人生初の試写会にて鑑賞させていただきました
なんというか渋すぎてびっくりした
PA印のシュールボケはほぼなりを潜め、色々転機となる出来事は起こるけど、全体のトーンとしてはすごく静かで、物語の上昇・下降>>続きを読む