
第6回戦で人類が勝利し、神VS人類最終闘争"ラグナロク"は3勝3敗の五分に。人類は歓喜し神々は動揺するなか、ブリュンヒルデとヘルメスはこれまでの戦況を分析し、人類の奮闘に思いを馳せる。
第6回戦に敗北した神々は、第7回戦に勝利を期す。静かに声をあげたのは、弟、ポセイドンの仇討ちに燃える"冥界の王"ハデス。対するは"始まりの王"始皇帝。王と王の頂上決戦が開幕する。
中華の王、始皇帝は、魔神・蚩尤(しゆう)に王と認められる儀式"封禅の儀(ほうぜんのぎ)"を経て、真の王であることを許された。その最中に体得した人智を超えた武術が炸裂する。
のちに始皇帝となる少年は、かつて敵国の人質として囚われ、敵意を向けられる日々を送っていた。だが、世話役兼護衛との厳しいながらも家族のような生活に、彼は幸せを感じるようになっていく。
第7回戦が激化するなか、ハデスは自らの胸を槍でえぐり、鼻歌を歌いながらおびただしい血をまとっていく。その血はハデスの神器である槍に、さらなる力を与える特性を持っていた。
瀕死の状態の始皇帝は、彼を信じるアルヴィトの覚悟を受け、再び承力天鳳(しょうりきてんほう)を使うと語る。ハデスも心意気を受け止め槍を構え、誰もがこれが第7回戦の最後の一撃だと確信する。
第8回戦、神側は「蠅(はえ)の王」ベルゼブブが名乗りを上げる。サタンに呪われし者として神々からも忌避されるベルゼブブには、かつて三天使の友人がいた。その友情が運命を大きく変えていく。
闇を支配するベルゼブブと、"人類唯一の魔法使い"ニコラ・テスラが激突。振動を武器とするベルゼブブの能力に苦しむテスラは、それを科学だと見抜き、人類の叡智をぶつけようとする。
ベルゼブブを神々の監獄"ゲマトリア・ゾーン"に捕らえたテスラは、反重力の"テスラ・ステップ"で雷光を浴びせるが、ベルゼブブは攻撃を見切り完全に防ぐ。神々は勝利を確信するが...。
ベルゼブブが冥界で禁忌とされた技を放つも、テスラは血まみれになりながらも立ち続ける。"人類に終わりなどない"と科学者の矜持(きょうじ)を示しながら、テスラは幼き日の兄との日々を思い出す。
満身創痍のテスラはなおも雷光の連打を叩き込み、防御に徹するベルゼブブは限界を超えた振動でこれを防ぐ。人類史上最強の科学者か、冥界最強の邪神か、"科学"と"神話"の最終衝突が迫る。
次なる神側闘士は、女神たちに最高の輝きを約束する、と語る美しき太陽神アポロン。対する人類側の闘士は、スパルタ王レオニダス。猛き王と美しき神、両者一歩も譲らぬ第9回戦が始まる。
かつてスパルタ王レオニダスは、絶対不可侵であるアポロンの神託を拒み、戦争に身を投じた。レオニダスの背中には300余名の兵士の想いが宿り、その誇りをかけた渾身の一撃がアポロンに迫る。
不屈の闘志を燃やすレオニダスにより地面に叩き伏せられるアポロン。血まみれでも立ち上がり己の美しさを誇示する姿に、ゼウスとアレスは彼こそが"己を知る"者だと確信する。
レオニダスが不可視の光の矢を弾き返し、アポロンがそれに撃ち抜かれる。レオニダスは重装歩兵密集方陣(ファランクス)で前進し、アポロンは神話にあるアルテミスの弓でその防壁を撃ち抜こうとする。
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>>続きを読む© アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレⅢ製作委員会