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鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のtakのレビュー・感想・評価

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(2023年製作のアニメ)
3.4
やっと刀鍛冶の里編完走。わずか一夜の戦いを何週間も続けて見る構成に慣れてきている一方で、後追いで見ていることもあり、早よ話進めんかい、と思いながら画面を見ている自分もいる。いやいや、毎週数秒しか試合が進まない「リングにかけろ」や、何年間も公道グランプリ連載していた「サーキットの狼」でそういうのに寛容な世代だろって?。そりゃそーなんですけどー。後追いでアニメ追いかけてる焦りもあって、じれったく感じてしまうのよ。うん。

「鬼滅の刃」は力がこもる大事な場面で、一転して回想シーンに繋がる。それは確かに見応えもあるし、それぞれの登場人物を掘り下げてくれるからドラマティック。その掘り下げが深いから面白いけど話が進まない。最終回は特にクドかったな。

そしてら相変わらずの容赦ない血まみれの描写と、敵キャラや魔物のグロテスクなお姿は、不快でやっぱり好きになれない。それでも最後の最後に兄妹愛や仲間と勝ち取る勝利や一事に懸命になる姿を見せつけられると、心底嫌いになることもできないんだよな。面白いのは面白いもの。半天狗はいけ好かないキャラクターだけど、古川登志夫という大ベテランが演じたからこそ、あの心の弱さと狡さが出てた気がする。いい仕事でした。

無表情な無一郎君と、松田優作並みにまばたきをしない甘露寺さん。ちょっと怖いです。あのおっきな瞳と花澤香菜の声が夢に出そうw

NHKの「のど自慢」に自分と同い年のおじさんが出場して、「絆ノ奇跡」を熱唱しているのを見た(鐘2つ)。「どうしてこんな最新アニソンを?」と司会者に尋ねられていたけど、好きなものは好きでいいやん💢。僕もカラオケはアニソン率高いから、自分もこういう場だとこのおじさんみたいに扱われるのかな。よーし、オレも歌おう🎤w。
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