うる星やつら 第2期の23の情報・感想・評価

素直になれなくても、それがそれぞれの伝え方で愛の在り方で、それに気づけるのがイイ！

最後は始まりと同じく鬼ごっこ

うる星やつら 第46話 ボーイミーツガール ないものねだりのI Want You さすが最終話だけあって、細かい点まで良いね。ラムの人形とか、あたるの手がずっとツノを握っている形だったり。宇宙ジェットパックの羽がレインボーに光ってるのが地味に良かった。 アクション的な絵がややクドいかとも思ったけど、良い話だから絵に負けてないし、心理的に追い詰められている切迫感が伝わってきて良かったよ。鬼ごっこに絵面が1話目と合わせられているのも、原作完結後のアニメ化らしくて良いね。 あえて難癖つけるなら、あたるがラムのツノを握っていたところからの抱き合うまでの間の説明台詞は余計かなぁ。せっかくラムの表情が丁寧に描かれているんだから、それだけで良かった気がする。言外で心が通じ合った場面に、言葉は不要でしょ。とはいえラムの表情とか日暮れの光加減とか、すごく良かったしグッと来たよ。 ゴールインのテンションでEDに入ったのは良かったなー。ある種の定番ではあるけど、曲の雰囲気が最終エピソードに合っているからなかなか感動的で。2人の関係が戻ったら、他のすべては後日談という割り切りは案外筋の通った見せ方な気がする。 あと、ラムの母とあたるの父が顔を合わせたのは良いオリジナルだったな。最終話で来るだろうと思っていたけど、実際に見ると感慨深いものがある。 「一生痴話喧嘩～」をみんなで一斉に言って、あたるもラムも全員ニコニコしているのは、これはこれでコンセプトは理解できる。わちゃわちゃ楽しいし、カラッと爽やかなエンディング。いろいろあったけど、気持ちよく風呂敷を畳んでくれた感じ。笑顔で日本刀を振り回す面堂はちょっとアレだけど。 まあ、個人的には「一生痴話喧嘩～」は面堂ひとりに言ってほしかったんだよな。2人の関係が生涯続くことを前提にした台詞をライバルに言われたら、あたるとラムが真に結ばれた感じが出たんじゃないかなーと。 細かい点であれこれ言ったけど、やっぱり良い話だよな。男女の求めるものの差から生じるすれ違いが、こじれにこじれて修復不能になって、それでも言葉ではなく行動で気持ちが通じ合うという。ある種のロマンではあるんだけど、1話目の出会いと重なって、非常に美しいのよ。 しかも、令和のアニメらしい色合いや光によって、すごくキレイな絵なんだよね。今風にリメイクしても面白さがキッチリ伝わるので、改めてうる星やつらは面白いなーとしみじみ思ったよ。この感じなららんまも期待大でしょ。八宝斎は出せるのかわかんないけど。

好きだっちゃ♡

3点

リメイクしか見てないけど 名台詞なのね〜〜

言葉にして欲しい女、言わなくても伝わると思ってる男。態度で気持ちを受け取り、本心を伝えた最後

はあああルパとカルラかわいいなああああ中村悠一さんのルパがほんと良い🥹 そんな重要なスイッチをテーブルにすな🤣 あたるは意地っぱりで幼稚で不器用だけどそのどうしようもなさが愛しいんだよなあ……それをまた神谷さんがめちゃ上手くやってる……。 宇宙人も地球人も、全員が「記憶を失いたくない」って気持ちで挑むクライマックスへの持ってき方が神✨ そんな中であたるだけが「忘れたくない」じゃなくて「忘れるもんか」なのほんと尊…尊……🙏🙏🙏 普通にちょっと涙ぐんでたし終わっちゃって寂しいよーーー

観終わったけど涙止まらない🥹🥹 いくらでも言える言葉が本当に大切な人には言えないこともあるんだな

ルパとカルラ、紆余曲折あったけどようやく仲直りして結ばれる事になるんだな。幸せになってくれや。 それはさておき、最期の鬼ごっこがついに始まる。鬼ごっこ最終日の日没までに諸星あたるがラムを捕まえられなければ、記憶喪失スイッチが作動して地球人が宇宙人の記憶を失ってしまい、ラムの事を忘れてしまったあたるがオーマジオウになる事もあり得る事になってしまう その鬼ごっこ、あたるはラムの事を大切に思っていて、ラムに嘘はつけないという本心だからこそのあの台詞「今際の際に言ってやる」だったんだよな

出た、伝説の「一生かけて言わせてみせるっちゃ」「今際の際に言ってやる」

カフェが開くまでの待ち時間で、 車中で観ましたが、 涙が止まらず中に入れない状況で、 今、レビューしてます。 ３０年ほど前に完結編を観て、 これまためっちゃ泣いたのですが、 この歳になっても涙が出るとは…。 『うる星やつら』のあたるとラム。 『めぞん一刻』の五代くんと響子さん。 あのころの高橋作品の恋愛観が、 どうやら刷り込まれてるわたしです。 ただ！ 泣いといて言うのもなんですが、 個人的な感想としては、 ラストまでのくだりは『完結編』の方が好きです。 たしか当時の映画のCMのコピー 「『好きだ！』どーしてその一言がいえないっちゃ…」のもとになっている、 終盤も終盤のラムのセリフ。 それに対するあたるの 「こんな状況で言ったら…」心の声。 「ウチのこと、本当に忘れてもいいっちゃね！」からの、 回想場面の数々と、繰り返される 「わすれるもんか」のつぶやき。 徐々にその思いが溢れての最後のあたるの叫び。 「忘れるもんかー！！！」 そして、抱き合ってラムがあたるの手をとりながら、自分の角に触れさせて 「ゴール…だっちゃ…」 あのラストの一連の流れ！！ あの間、セリフに込められた感情、絵…。あれで30年前のわたしは、号泣したのです。 今回の新作のボーイミーツガールは、及ばなかった。 最後の最後の 「一生かけて言わせてみせるっちゃ」 「今際の際に言ってやる」 の言い方も、完結編のがよかった。 ちなみに、漫画のラストの描き方も好き。 そういえば、めぞん一刻とうる星やつらのラストの一コマの絵の雰囲気、似てますね。 「ここはね、パパとママが、初めて会った場所なの」 まだ『完結編』をご覧になったことのない方は、ぜひ一度見てみてください。わたしにとって、人生１０本の指に入る名作だと思ってます。 あぁ、涙が出て引いた。 店に入って読書の時間です。

本当にラムの事どうでもいいと思って居るなら、鬼ごっこなんか普通に辞めてるだろ。諸星は女好きではあるが、同時に女に嘘をつけないタチなんだろうか。

最後まで好きって言わないのもあたるらしいな。嘘でもいいならいくらでも言えたはずだけど、ラムのことが本当に好きだから。

素晴らしい結末だった

2024-06-21

伝説のラストが観られただけでも