私も眼鏡をかけているので、小学生の頃隣の席の子に教科書を見せてもらっった時に、若干このアニメの三重さんみたいだったかと思います。それで懐かしく面白く見せていただきました。いわゆる漫才のシチュエーションコントみたいなアニメで、なぜそうなるとか突っ込みを入れて見るのは、この作品の場合よさがわからなくなってしまうと思います。ただそれに恋愛の要素が入っているのが非常に面白かったです。主人公の子がナレーションも含めて、ごく普通の男の子っぽいところがよかったと思います。また自分の行動にいちいち内省的なコメントを入れているのも秀逸でした。声優さんのアドリブもあったのでしょうか。蛇足ながら三重さんの声優さんは、昔のバラドルの山瀬まみさんを思い出させて、面白かったです。「あ」とか「お」とかの擬音の入れ方が、山瀬さんの司会のものとそっくりでした。しかし今高校生ぐらいの視聴者の人には、山瀬さんと言ってもわからないのだろうなあと思いました。
作画は本当に素晴らしかったです。女の子の髪の毛のしなり方とか、ものすごく細かかったですね。また背景も3D作画が多用されていて、とても現代風だったと思います。二人の勉強部屋は本当にインテリアが素敵でした。こんな部屋に高校生の頃住んでいたらなと思いました。
