SHIROBAKOの16の情報・感想・評価

エピソード16
ちゃぶだい返し
拍手:12回
あらすじ
キャラクターデザインに対する原作者からのダメ出しに、少なからずショックを受ける井口。検討会を開くが、原作者の注文は抽象的で分かりづらい。修正作業に入るも、制作作業が止まることへの影響は計り知れず、四苦八苦するあおい。稿を重ねる井口のキャラクターデザインだが、やはり原作者の意見は芳しくなかった。次第に追い詰められていく井口。袋小路に陥ってしまった彼女を見かね、ついに小笠原が動き出す。
コメント10件
Clary

Clary

このコメントはネタバレを含みます

小笠原さん、かっこいい。 惚れます。 周りへサポートを要求したり、本人へはすぐ手を差し伸べるのではなく気づかせたり、この先のことをも考えてのことなんだろうな。 出版社の担当者の口癖、うつっちゃってるのいい。
しげもん

しげもん

このコメントはネタバレを含みます

このお話は、井口さんが主役だから。 原作者からの曖昧なレスに翻弄されるムサニ。井口さんの苦しむ中でも何とか前を見ようとする姿には涙腺が刺激されます。小笠原さんの協力もあって、なんとか完成させられたキャラデザ。「アリアになった」という台詞から、曖昧ではあったものの原作者からのレスは的確であったことが分かります。結局戦犯は初回のレスが遅かった茶沢ということです。ラストでも呑気にゴルフをしていた茶沢。こうなると「締切前だから野亀先生には会わせられない」と宣っていたことも信用なりません。野亀先生にお会いすることができていれば、もっとスムーズに修正できたはずです。 小笠原さんについてのフォーカスもあり、彼女自身からゴスロリ姿の始まりが語られました。これを見ると、彼女が監督やナベPを叱責するシーンで妙に感情的だった理由も分かります。バッティングセンターのシーンはギャグのように描かれていましたが、囲碁部の彼女があそこまで上達するほどには何度も通い続けたことの裏返しでもありました。 他には、茶沢という引っ掻き回す役が登場したことで段々と扱いがマイルドになるタロー、監督の扱いを心得てすっかり頼もしい宮森、平岡の示す裏道にとかつて瀬川さんが絵麻に対して言っていたことの受け売り、仕事ではないことが茶沢のゴルフ場特定に役立つなど、細かい部分でも物語の進行が感じられました。
夏藤涼太

夏藤涼太

「辛い時期のない職業なんてありません。ですからあとは、屈辱をバネにどれだけ自分が頑張れるかです」 まさに仕事の辛さと理不尽さ、そして同時に「仕事でしか救われない何か」を描いた名作回(あまりのリアルさに人によっては見るのが辛い可能性もあるが…) 安直なお仕事アニメ(ドラマ)だと原作者を悪人にすることもできるのだがそんなことはなく(編集は変な話f×ckだが)、 純粋に「井口さんの能力不足だった」というのが現実的で残酷…だからこそ、最後に至高のカタルシスを味わえるというもの。 だって本当に、最後の完成形のアリアが一番かわいいんだもん。 優秀な漫画家でも、必ずしも自分のキャラの魅力やデザインを言語化できないばかりではないし、むしろそれができないからこそ、「漫画」という表現を使っているわけで。 井口さんという(アニメ的には)地味極まりないキャラクターが主人公になっているのも良い。 その代わりといってはなんだが、絵麻のエンゼル体操やゴスロリ様の〝小笠原〟フォームで萌えろ。 ところでちょっと考えさせられたのが「クリエイターは誰しも、繊細で傷つきやすい心を持っている」というセリフ。 これはちょっとでも業界に詳しい人には常識だと思うのだが、今までは「繊細だからこそ、多くの人の心に刺さる作品を作れる=だから人気クリエイターは皆繊細」のだと思っていたが… そもそも、繊細で自分の想いを簡単に伝えられない人だからこそ、「表現」という手段で自己表現をせずにはいられない…のかな。人気不人気問わず、繊細な人でない限り、クリエイターになんてならないのかもしれない
さと

さと

2024/10/07
sou

sou

2024/09/05
tq1chi

tq1chi

原作モノのキャラデザのムズさ ゴスロリさんの過去 クリエイターの個性の繊細さ バッティングの作画観てて気持ちいい 1人でも適当な奴がいると現場が滞るリアル
mo

mo

担当編集に詰め寄るシーンがめちゃスカッとしたー!車の躍動感とか顔の構図とか表情とか、アニメづくりを描いてるだけあってめちゃ丁寧で見どころが万歳…小笠原さんのゴス服の背景が知れたのもよかった あの体操わたしもやりたい
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なおし

なおし

小笠原さんのバットの構えが小笠原。 小笠原さんのゴスロリは鎧。 休憩中の井口さんに迷いなく話しかけるみゃーもり。 ナベPの強引さ良き。
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たまふち

たまふち

2022/3/31
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ブル身震

ブル身震

小笠原「クリエイターは誰しも 繊細で傷つきやすい心を持っている。しかし絶えず批評 ダメ出し 注文をつけられる。だから自分を守るために...わたくしは鎧をまとったのです。」
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