【2013年秋・2014年冬アニメ作品{全24話}】
竹宮ゆゆこの同名ラノベをアニメ化した作品。
大学が舞台のラブコメ。
原作者が同じということで、よく「とらドラ!」と比較されるある意味不遇な作品ではある。
「とらドラ!」ファンがその流れで本作を観て、勝手にがっかりするってのはよく聞く話。
(逆に本作にハマった人は「とらドラ!」嫌いという現象もよく聞くw)
気持ちは分かるが、この二作品は全くの別物と切り離した上で観賞した方がいい。
いや、そもそも全く違うものだし。
ラブコメって言ってるが、どちらかと言えばコメディよりシリアス要素の方が強く印象に残ってる。
人物描写が丁寧なだけに、中盤以降は鬱とまでは言わないが、かなりドロドロとした暗い展開になる。
この作品を楽しめるかどうかは、たぶん主人公の多田万里をどの程度好きになれるか次第だと思う。
一個バカでかい爆弾を抱えてるんで…。
自分の場合、ただただ見てて痛々しかった。
登場人物は第一印象が割とめんどくせぇ奴らが多いイメージ。
まあぶっちぎりでめんどくさいのは主人公なんだけどw
万里に比べたら他のキャラは大分人格者に見える。
最終的には皆まともで良い人なんだけどね。(万里以外は)
作画レベルは正直あまり高くない。
一部作画崩壊してる箇所もあったりする。
ぶっちゃけもう少し頑張ってほしかった…。
この手のジャンルのアニメって、バトルアニメの様な激しい動きが滅多に無い分、平場の作画力が直接物を言う。
むしろこういった人物や心理描写を売りにする作品ほど、表情の機微などの細かな所を蔑ろにしてはいけないと思う。
映像作品である以上は、もう少し拘りを持って丁寧に作品作りして欲しかったなという若干残念な印象。
とりあえず、堀江由衣さんファンなら観て損は無いと思いますね。
ちなみに主題歌はOPとED全4曲堀江さんが歌ってます。
というか、そこそこのメンヘラ女でも、美人でほっちゃん声とかいう最上級の付加価値なら相殺してお釣りがくる位だろ。
自分ならむしろ望むところだね!
贅沢言ってんじゃねぇ、やなっさんよぉ!!w
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[主題歌]
OP
(前期) 堀江由衣「Golden Time」
(後期) 堀江由衣「The♡World's♡End」
ED
(前期) 堀江由衣「Sweet&Sweet CHERRY」
(後期) 堀江由衣「半永久的に愛してよ♡」
[挿入歌]
NANA先輩(佐藤聡美)「地獄の豚バラ炒め 〜the seven deadly sins〜」
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