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幽☆遊☆白書のmayumayuのレビュー・感想・評価

幽☆遊☆白書(2023年製作のドラマ)
3.2
原作未読、アニメ未見。
というか名前しか知らない。全くの初めて。

そうねー、さらっと見られる見やすさはあるけれど、ちょっと惜しかった感があるなぁ。

アクションに振り切っている。
今をときめく若手のいい俳優さんたち見れる。
何よりそこがいいところ。

北村匠海、志尊淳、本郷奏多、上杉柊平、清水尋也。アクション頑張ってる。上杉さんはこれで初めて知りました。飛影のあの必殺技かっこいいなー。
いやあ、本当アクションすごかった。撮影に5年かかってると聞いたので、そこに一番重きが置かれたのだろうか。
ロケ地も雰囲気あって素敵でしたね。商店街や団地、古くて坂が多くて。お寺も素敵だった。

白石聖はこれで初めて。可愛いし上手だなぁ。梶芽衣子をこの役に持ってくる、なんか渋い。稲垣吾郎もかっこよかったです。
町田啓太、咥えながらあのセリフ滑舌の良さ、すごい。滝籐さん笑、るろ剣思い出しちゃった。ちょっといっちゃってる役やりますよな。綾野剛は、あれは原作通りなんですかねえ、シリアス演技にあの筋肉が増えるCG?メーキャップ?ちょっと笑ってしまいました。マトリックスのエージェント感ありました。
志尊淳は髪短めが好きですが、赤髪白髪しっぽ‥色々楽しめてしまいました。

ただ、せっかくドラマなのに掘り下げが少ないため、物足りない感じが残るところが惜しいなあ。さらっとテンポよくは見られるから、軽く見られるのも長所なんだろうか。
でも、演技が上手な俳優さんが沢山出ているし、ドラマで話数あるし、もうちょっと丁寧に描いたらなぁって思ってしまう。だってそもそも北村匠海はアクションだけじゃないものねー。周りもみんな棒演技の人なんていないのに!そしてお母さんが伊藤歩なのに出番少なくてもったいない。修行も、あっさりだし。左京さんもカッコいいけど、心理謎。最後もあっさり。
なんとなく惜しさがあるけど、よくも悪くも軽く見られる若手のアクション祭。でした。
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