前半は真面目にコメディ、後半は息を飲む。
ソンジュンギ作品、初鑑賞。なんとなく雰囲気がディーンさんに似てるなぁと。日本でリメイクするならディーンさんでお願いします。
イタリアマフィアなんだけど、品の良い顔立ちだからこその凶悪さが、なんともいい意味でゾクッとする。かっこいい。
観るまで好みじゃなかったのにヴィンチェンツォカサノはすっごく好きになっちゃったじゃないの。
チャヨン役の女優さんも初めてでしたが、アジアンビューティーで、コメディもいけて、切ない顔もキレイで好きなキャラでした。
チャヨンの父、梨泰院で悪だったチャンガの会長が同一人物とは思えぬ程の正義の善人の雰囲気は素晴らしい。
クムガプラザの入居者たちの個性あるキャラクター、それを活かした展開、
容赦しない展開、
役者さんたちの演技、
熱量すごい！と思える作品のでした。
北朝鮮の兵士とか、パクセロイとかドンベクとか、不時着梨泰院椿見てる人にとっては嬉しいイジり。
イソンギュンのモノマネや、後半の突然の人物紹介、えー、すごいってなってる並びからのファンクラブは吹きました！アンさん笑
ちょっと登場人物多すぎで、把握しきれなかったので、細かい相関図みたいのあればなぁ。主要キャストのはあるんだけど、もっと脇までまとめたものがあれば、メモしながらみたら良かったなぁと、後悔。
お気に入りキャラはハンソと
、名前忘れたけど、ヴィンチェンツォにガチ恋する社長？(刑務所のルールブックで出てたジャン・バルジャン)でした。
【以下ネタバレあり】
黒幕が割と早い段階で分かったのは意外だった。テギョンも初めてしったけど、2PMの人とは！
すごい演技だと思う。お調子者の可愛い後輩から、
サイコパスっぷり、
ホントにこわかったし、イヤーな気持ちになった。
こういうヒリヒリする作品って面白いんだけど、亡くなって欲しくないひとが亡くなるのが辛い…
ヴィンチェンツォのお母さんとか、ハンソとか…
ハンソが亡くならないでまとめてくれたら、もっと好きだったかもしれない。でも個人的な希望だから仕方ない。
ハンソ役の人、サイコでも大丈夫でもかなりのインパクトを放っていたが、今回もかなり良かったのではないだろうか。
いいキャラだったよ。
この話の前半のキーとなる地下室の金について。
金塊を取り出すのにわりと早めに住民に正直に話して、分け前あげてとかじゃダメなのかしらとか思っちゃったけど…前半いつもどの作品もそうなんだけど、しっかり頭にはいってないから細かいところがよくわからなくなってしまう…(^_^;
結局ダークヒーローだから、殺人もおかしてるわけで、愛する人と韓国で平和に暮らすのは難しいからチャヨンとガッツリくっつけないのが、何とも切なくて良い。ハッピーエンド…なのか?!
ラブ加減もちょうど良かったなぁ〜。
美術館でのキスシーン、素敵でキュンでした。
