中東の同盟国ウディヤンの要人を招待し、スコットランドの演習場で行われたドローン兵器テストで英ウ兵士７人が死亡する事件が発生。原潜ヴィジルでの事件の実績を買われたエイミー・シルヴァ主任警部は、公私にわたるパートナーのカーステン・ロングエーカー警部補らと共に捜査を開始する。ウディヤンの空軍基地から数日前に帰国したチャップマン中佐にドローン操作の疑いがかかるが…。

衛星データによりドローンがウディヤンから操作されていたことがわかり、エイミーは捜査のためにチャップマンの娘サビハを連れてウディヤンに飛ぶ。カーステンはＭⅠ５のラムジーと共に、チャップマンを殺害した人物を追うことに。エイミーはアルシャウカ空軍基地で、攻撃時にドローンの操縦に使用されたコンソールを探し出そうとするが…。

サビハが基地内で起こした事件を受け、ラッセル少佐はエイミーに捜査を掌握するよう警告。スコットランドのカーステンは、サビハの携帯電話の履歴から、今回彼女が起こした事件にウディヤンの反政府組織が関係することを突き止める。エイミーは組織のかつての隠れ家を捜索中、メンバーらしき男と遭遇し、彼が残した重要な証拠を発見する。

エイミーとラッセルは、英ウの軍事提携に反対する“ジャブハット・アルフリヤ”に拘束される。さらに悪いことに、彼女たちは反政府組織の内通者に機密情報を盗み出す機会を与えることになってしまう。一方、エイミーの行方を探すカーステンは、ラムジーの助けを得て反政府組織との唯一のつながりであると思われるフィラス・ザマンに尋問を行うが…。

グレインジャー少将の指揮の下、エイミーとラッセルの救出作戦が行われるが、多数の犠牲者が出る。反政府組織の隠れ家からはドローンの操縦に使われたコンソールが発見されるが、エイミーは彼らがドローン攻撃の犯人であることを疑い、ＵＳＢメモリに収められた映像を見てある事実を発見する。一方、カーステンとラムジーはサザーランドの銀行口座から事件の黒幕をたどっていた。

イギリスへの帰国便に滑り込んだエイミーは、機内で２発の銃声を耳にした直後、現場で見た光景に衝撃を受ける。一方、カーステンはＭⅠ５が今回の一連の事件に関与しているのではという懸念をロバートソンに打ち明ける。さらに、病院から逃亡したサザーランドから、彼を雇った人物と対峙するという連絡を受けたエイミーは危険な決断を下す。