綾

最愛の綾のレビュー・感想・評価

最愛(2021年製作のドラマ)
5.0
すばらしかったな… ありがとう…
毎話幼馴染と「今週もよかったねえ」と言い合うの含めて、とっても楽しかった。

ピアノの挿入曲がほんとうに好きで、サントラで曲名が Familiar Arms だと知り、また泣いた。流れるタイミングもほんとうに良い。最終話はラスト20分ずっと咽び泣いてた。

大ちゃん、もとい松下洸平さん沼…
松下さんはミュージカル俳優のイメージが強かったけれど、これからもどんどん映像作品出てほしい。いろんなパターンの「好きやよ」の破壊力!
大ちゃんに限らず、すべての登場人物(とそのキャスト)が最高だった。

ブラックボックスの演出、毎話良いなあと思っていたし、最終話でついに開かれたとき、鳥肌が立った。

すべての真相と、それにまつわる人々の思いの強さは、ほんとにいろんなことを考えさせられた。法や正しさのその先に、人間の思いの切実さがあることも、法では裁けない罪があることも、痛いほどわかる。キャッチコピーの「真相は、愛で消える」や「すべては、愛するがゆえに」も、すごくすごく、わかる。
ただ、殺人を肯定してはいけない、それは絶対に動かないとも、私は思うよ。

なんだか back number の水平線の、
「正しさを別の正しさで失くす悲しみにも出会うけれど」を思い出していたな。

はああ… 観られて本当によかった…
リアルタイムでドラマを追う楽しさ。本当にありがとう!!!
綾