一旦、本作が好き嫌いは置いておきます。
韓国がまたすんごい作品を作ったなという、感慨と羨望と。複雑な気持ちです。
韓国のエンタメ界は、日本はどう頑張っても追いつけない領域にいるのだと、印籠を渡された気がする。
呆然としてます。
『新感染』シリーズのヨン・サンホ監督作。
神の啓示を受けたものには、真っ黒なハルクのような怪物から審判が下され、必ず死が訪れる。
この現状を巧みに使い人の不安を煽り、すがる者を増やす宗教団体「新真理会」。
神の啓示は「新真理会」のトリックだと思って観ていたけど、神はいるテイなんだというのには驚いた。
本当にこんな世界が訪れたら、世界は終わるよ。
ずっと胸糞が悪かった。
映像もグロいし希望もなく、人の嫌な部分をゴリゴリと掘り下げるので、観たくないのに観るのをやめられない、悪魔的な作品でした。
ユ・アイン観たさにミーハー心で観たら、とんでもなかったよー。
最初の3話にはユ・アイン、ヤン・イクジュン、ラスト3話はパク・ジョンミン、ウォン・ジナが主要キャスト。
韓国の超演技派を揃えて本気で世界に挑んでるのが、配役だけですぐにわかる。
全話に渡ってキーウーマンとなるキム・ヒョンジュのアクションもやたらカッコ良かったです。
いやーー、どうしよう。
胸がザワザワするな。