消費者

田舎街ダイアリーズの消費者のレビュー・感想・評価

田舎街ダイアリーズ(2022年製作のドラマ)
3.7
・ジャンル
ドラマ/ロマンス/コメディ

・鑑賞期間
6/17〜6/22

・あらすじ
祖父が危ないと連絡を受け彼の住む村、ヒドン里へとやって来たソウルの獣医、ジユル
ジユルは門を越えて祖父宅に入ろうとしていると村の巡査、ジャヨンにコソ泥と勘違いされてしまう
幸い誤解はすぐに晴れ、祖父は祖母と共にクルーズ旅行に行っていただけで危ないというのは便に間に合うかどうかというだけの事だったと判明する
祖父がジユルを村に呼ばせたのは運営する村の家畜病院で代行を頼む為だった
思わぬ形でヒドン里でしばらく暮らす事となったジユル
更に彼は忘れていたがジャヨンは一夏を共に過ごした“秘密の友達”で…

・感想
Red Velvetのジョイちゃんがヒロインの女性巡査、ジャヨンを演じた田舎が舞台のウェブ小説を原作としたロマコメ作品

話自体は王道の恋愛韓ドラという感じでコミカルさとロマンチックさやシリアスさのバランスも悪くない
同じく田舎を舞台にした「海街チャチャチャ」や「私たちのブルース」、「私の解放日誌」等の様なエピソード毎の深みには欠けていた物の軽く観る作品としてはちゃんと楽しい
何よりジョイちゃん演じるジャヨンが終始可愛いくてそれだけで観ていられた
(特に笑顔や初めての恋愛にウキウキする姿、最終話の泥酔して村内放送で自ら恋愛を暴露してしまう場面など)
R&B歌手、Crushとの公開恋愛中とはいえ彼女に濡れ場をさせなかった点もファンとしては嬉しかった

ただ気になったのは舞台であるヒドン里は限界集落なのにも関わらずジャヨンや彼女の幼馴染であるサンヒョンを始めとした村民達の喋りが婦人会の面々や家畜病院の助手、ヨンスク等を除いてサトゥリ(方言)が全然見られなかった点
これまでも人気なドラマや映画で釜山弁を中心にがっつり導入されている作品が多い事を考えるとそこはどうにかして欲しかったかな…
田舎の良い所だけでなく悪い所もしっかり描く韓ドラらしいリアルさ等は少なからずあるんだしそこまで徹底して欲しかった
消費者

消費者