映画版とはストーリー的なつながりもないし、キャストも違うオリジナルストーリーで展開されますので、すでに映画版を観たことない方でも楽しめると思います。舞台となる田舎な雰囲気はなんとなく引き継がれていて、ブラックなユーモアはシーズン1よりも薄まった代わりにクライム映画らしさが深まったみたい。
シーズン1に引き続きエミー賞を2部門を受賞しているのですね。んー納得。
シーズン5まで続いていますが、1シーズン単品のアンソロジーなので、どのシリーズから見始めでもいいみたいです。
本シーズンは前シーズンの会話の中でさりげなく触れられていた27年前の「スリーフォールズの虐殺事件」の全貌が明らかになります。’70年代のんびりとした田舎の町でどんな事件が起きてしまうのでしょう。ドキドキ。
アメリカの田舎のハイウェイ沿いに建つダイナーで起きた凄惨な殺人と、車による歩行者へのひき逃げ。この2つの事件を発端にストーリーが展開されていきます。これが「スリーフォールズの虐殺事件」へとどう繋がっていくのか気になりながら観てました。
それ以外に思ったことをつらつらと。↓
☆ ちょい役でしたがマコーレ・カルキンの弟キーランではないですか。ドラマ『メディア王』('18〜'23)でエミー賞獲ってましたね。
☆ キルステン・ダンストのメンヘラ度合いが回を重ねるごとに高まってくのが笑える。
☆ ドッド・ゲアハルトが『ゴッドファーザー』('72)の長男ソニーみたいに血気盛ん。それでもキルステン・ダンストのメンヘラに怯えていて笑える。
☆ ジェシー・プレモンスとキルステン・ダンストの結婚はこの共演きっかけだったのかしら?『パワー・オブ・ザ・ドッグ』('21)でも夫婦役を演じてた。
☆ 大統領選の選挙キャンペーン中の若かりしロナルド・レーガン。顔は似ていなさそうけど喋り方は似ている気がする。
☆ ネイティブアメリカンのハンジー・デントが不思議で怖い。シーズン1のB.B.ソートンを想起させる。
☆ なぜUFO?わからずじまい。