このレビューはネタバレを含みます
バカリズムさんをお慕いしており、脚本作は欠かさず観るようにしておりますが、本作はこれまでで最高に面白くて切なくて怖くて幸せなドラマでした。
毎回の全体をとおしての色みの、はかなげなおぼろげな美しさ、
キャストの近くに居ようと遠くに居ようとエキストラの皆さんが水彩画のようにほんわりと存在している、画面の不思議な距離感、
彼女たちが住む町の、傾斜に建ち並ぶ家屋の幾何学的美しさ、
バカリズムさん本人登場による受付の空間の、無常感、
なんかもうすべてが素晴らしかったです。