ともぞう

家電侍スペシャル ストップ!忠臣蔵のともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

滝藤賢一の顔芸を堪能(笑)吉良の数々の嫌がらせを家電を活用しながら、なんとか凌ごうと奮闘。人情味もあり、面白い。最後は歴史から忠臣蔵がなくなる。

〈あらすじ〉
時は1701年3月。そう、忠臣蔵で知られる赤穂事件のきっかけとなる松の廊下での刃傷沙汰が起こる年…。四十郎(滝藤賢一)はとある誤解から投獄されるが、旧友である大石内蔵助良雄(尾上菊之助)のおかげで釈放される。赤穂藩筆頭家老である大石は、勅使饗応役という藩の大切なお役目のために、主君の浅野内匠頭長矩(平岡祐太)とともに江戸にやってきたのだという。そんな中、2人目の子を妊娠中の妻・静江(前田亜季)が風邪で寝込んでしまう。四十郎が神社で妻の無事をお祈りしていると、なんと、家電アドバイザーAIのタブレット・カージー(声:MEGUMI)が降臨。早速、最新家電を届けてもらい、静江のピンチを救うことができたのだった。ところが一方、吉良邸。勅使饗応役のメインイベント饗応の儀(おもてなしの宴)の指南役である、吉良上野介義央(岩松了)は怒りに震えていた。赤穂藩からの土産が赤穂の塩のみで、付け届け(賄賂)を拒否されたからだ。強欲な吉良は赤穂藩への嫌がらせを始める。そんな苦労話を大石から聞いた四十郎にカージーが教えてくれたのは「浅野内匠頭は2週間後に切腹。さらに、大石を含む浅野家47人の家臣が討ち入りの上で切腹」という衝撃の未来。驚いた四十郎は、良雄にその未来を伝えるが、信じてくれない。四十郎は「饗応の儀を家電の力で成功させて、友を救う!」と決意。炊飯器、圧力鍋、冷蔵庫、ロボット掃除機……現代の日本の家電の力を結集して、饗応の儀を成功させ、未来を変えることはできるのか!?
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