ともぞう

VIVANTのともぞうのレビュー・感想・評価

VIVANT(2023年製作のドラマ)
4.5
VIVANTはフランス語で「生きている」「活気のある」「生きている人」という意味。今作では自衛隊の秘密組織「別班」。第1話は若干退屈だったが、第4話あたりからは二転三転するストーリーに見入ってしまう。本当に面白かった。ただ、堺雅人が途中からは半沢直樹にしか見えなかったが。

〈あらすじ〉
丸菱商事に勤める乃木(堺雅人)は、バルカ共和国のGFL社との仕事で契約金の14億円を振り込みました。しかし、実際に入金されたのは1億ドル(140億円)でした。送金申請記録や稟議書はすべて140億円に書き換えられており、乃木は犯人扱いされてしまいます。お金を取り返すことができなければ懲戒解雇という状態に追い込まれた乃木は、バルカ共和国へ向かいます。そこで、乃木はGFL社のアリ(山中崇)に返金を要求しますが拒否されてしまいます。途方に暮れている乃木は、CIAに勤める友人サムから真実を聞かされます。真実とは、アリが1億ドルをダイアモンドに変えて、アマン建設会社のザイールに渡していたということ。真実を知った乃木がザイールに会いに行くと、「お前がヴィヴァンか?」と意味深な問いかけをされます。その後、ザイールは自らの体に巻いた爆弾を爆発させてしまいます。乃木は危機一髪のところで、ザイールを追っていた警視庁公安部の野崎(阿部寛)に助けられますが、2人はこの一連の騒ぎの犯人だと思われ、バルカ警察に追われるはめに。2人はド派手な逃走劇を繰り広げ、なんとか日本大使館へ逃げ込みます。そこで乃木は野崎から、「世界規模のテロ犯罪組織に巻き込まれていて、誤送金も誰かの陰謀である」と告げられます。乃木は、ザイールから「ヴィヴァンか?」と聞かれたことを話し、ヴィヴァンがテロリストを自殺に追い込むほど強大なものであることを示します。
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