今日もあなたに太陽を ～精神科ナースのダイアリー～の7の情報・感想・評価

自殺は1件あたり10人ほどの者に深刻な影響を与えます 傷ついた記憶は抹消される

人の心を映すのがうますぎるドラマ。 それを可能にしている俳優さんたちの演技のうまさ。 バスで、ダウンさんがソワンさんの話していたゲームの広告をみつけるシーンで、ダウンさんがなにか変だということに、視聴者もちゃんと気づくことができる。 それまでの経緯を知らない人がみたらただゲームの話をしているだけの人にみえるのに、みてきた人にはちゃんとおかしいとわかる。 これから看護師としてのダウンさんはどうなるのか。

ソワンさんが、、、ドラマの人物とは言え、、生きていて欲しかった😢公務員試験じゃなくても、真面目なあなたなら大丈夫だよ って言ってあげたい

⚫︎前回の続き。ゴユンがダウンに交際を申し込んだタイミングで、ダウンに警察から電話(ソワンさんの自殺を知らせて来た模様)。 ⚫︎一方、病院に自殺未遂の緊急患者が搬送されてくる。この、精神科の受診歴のある男性ジュンギが今回の『表の』メイン患者。 ⚫︎ソワンの主治医であったイム教授、精神的ダメージを負っている様子。 ⚫︎ソワンの死によって他の精神科スタッフ達もダメージを受けている。肛門科の主治医だったゴユンも参ってる。当然、ダウンもダメージを受けて休日は寝込んでいたが…。 ⚫︎精神科のカンファレンスで、自死遺族のPTSDについて学ぶ。 ⚫︎自殺を試みたジュンギだったが、実は自身が、直前に『名前を付ける前の赤ん坊』ついで『赤ん坊の死で精神を病んだ妻』を立て続けに亡くしていた『自死遺族』だった。 ⚫︎そんな中、不自然なくらいに明るいダウン。ゴユンが異変に気付くが…。 ⚫︎どうやらダウンは、PTSDによる『記憶の解離』状態にある様子。今回の『裏の』メイン患者はダウンだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーー ⚫︎自死するほど辛い気持ちも理解してあげたい。でも遺族が辛いのも理解してあげたい。 ⚫︎親しい人を自死で亡くすと、残された人は『自分のせい』と思いがち。場合によっては自分を『加害者』にしてしまう。 ⚫︎自死により、周囲5〜10人に影響を及ぼすらしい。 ⚫︎ソワンの父の横に、ただ居てあげる師長。『側に寄り添ってあげる』だけで救われることはある。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 今回のワード ⚫︎PTSD…心的外傷後ストレス障害。『生死に関わるような体験をした』『強い衝撃を受けた』後に生じる精神疾患。その時の体験を『無意識に思い出す』『夢に見る』など、日常生活に支障が出る。 ⚫︎(記憶の)解離…強いストレスにさらされた時に起こる。自身をストレスから『隔てる』反応。

見進めるのに勇気が必要だった

扱うテーマは決して軽くなくズッシリと心にきました。そして深く学びのある回でもありました。視聴者もある意味「残された人々」として疑似体験をしているのに気づき、前話までの構成…と言うんでしょうか凄すぎます。

あぁこれは...🥲こんな悲しい展開なんだ...涙

愛してる人を忘れることは出来ないけど、辛い出来事は忘れたい。こんな時どうすればいいのだろう。

内容が辛すぎる………そして#6→#7の構成がうますぎる

残された人達もみんな苦しいよね。悲しみが連鎖しちゃう…やだ…

人は忘れる生き物だ。 それは時間の経過とともに無意識だったり、意識的に忘れようとしたり。生きている間に忘れたい程つらいことがあることは誰しもある。人は忘れることで健全さを保てるとも言える。 それが愛する子供の死だったり、また愛する人の自死を目の当たりにしてしまったようなショックを真正面から受け止めてしまったら… 人として壊れてしまうのだと思う。 ダウンはソワンに看護師としてそして人として関わっていた。ソワンも患者という立場ながら、彼女を気遣い、大切な存在として捉えていた。援助関係には多少の転移逆転移関係、共依存の関係は生まれるものだと思う。残された者は、あの時こうしていれば…こうでなかったら…と悔いても仕方ないことで自分を責める。PTSD…ダウンはそれに耐えきれず解離を起こしてしまった。ダウンこそ、自死遺族の当事者会に参加すべきだった。

日記帳の効果は莫大

赤ちゃんが突然死で妻が自殺。自分まで首を菜箸で…身体妄想•統合失調症•幻覚•既往症確認。ゴユン医師がダウンを『会いたくて待つていた』気持ちを伝える。ソワンさんも『自殺』ダウン辛くて寝込んでしまうが、立ち直る。『自死遺族のグループカウンセリング。安全ベルト』自分の苦しみ。身近な人の自殺は大きなトラウマ。心的外傷後ストレス障害。否定的な記憶のエネルギーは強い。意識から無くしてしまおうとする。【そんな悲劇はおこらなかったと否定してしまう】意識の解離。そんな事を忘れてしまう【ダウンがそうなってしまった】