ShinMakita

SEAL Team/シール・チーム シーズン1のShinMakitaのレビュー・感想・評価

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☆俺基準スコア:2.9
☆Filmarks基準スコア:4.0




アメリカ海軍特殊部隊〈ネイビーシールズ〉の精鋭隊(DEVGRU)には、選抜試験をクリアした猛者たちが揃っている。隊の「ブラボーチーム」を率いるジェイソン・ヘイズ最上級上等兵曹は、部下ネイトの死にショックを受けながらも新たな任務に着く。リベリアに潜伏しているテロリスト、アブ・サミルを確保するのだ。しかし通訳として同行してきた新人シール隊員クレイ・スペンサーがなかなかの問題児で…
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なんとしても精鋭隊に入りたいスペンサーは選抜試験〈グリーンチーム〉に参加する。同じ頃、ブラボーチームはシリア北東部の廃病院に潜入していた。そこで生物兵器が作られた証拠を突き止めるためだ。だがそこには、兵器の漏出で死にかけた民間人が20人以上倒れていた。ヘイズたちは、彼らを見殺しにして脱出するか、留まってシリア軍と衝突するかの選択を迫られる。




「シール・チーム」シーズン1



CBSの人気ミリタリドラマ。1シーズンが20話超えなので、流石にイッキ見は無理で3週間かかりました。前半は…3話は東シナ海対海賊戦、4話はエストニアでのボスニア戦犯逮捕作戦、5話は南スーダンでの大使館脱出作戦、6話はサウジのアルカイダ幹部が潜むバンカーへの潜入作戦、7話はブラジル・パラグアイを越境してヒズボラから人質を奪還する話で、8話はパキスタンでタリバンと人質交換する話。
毎回舞台がバラエティに富んでいて、かつ並行してスペンサーの選抜試験ドラマも描かれているので、単なる1話完結ミリタリアクションではありません。とにかくカネがかかってます。

中盤も毎回面白く、9話は対スペツナズ編で10話は携帯電話を巡る密室劇。11話は核砲弾のトラック輸送任務という「恐怖の報酬」パロディ。12話は墜落ドローン回収任務で、スペンサーが絶体絶命の危機に陥ります。そして13話から最終話までアフガン派遣編。前任の〈エコーチーム〉全滅の弔い合戦のはずが、話が二転三転して、本当の敵はジハーディストではなくキャピタリストだったというオチが素晴らしかったです。必ずしも西側バンザイな話じゃないところに、このドラマの意義深さがありますね。年明けからシーズン2に行きたいと思います。
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