E1
身長4メートルの巨人少年がオークランドに現れて…奇抜なアイデアとビジュアルに巻頭1分で掴まれる。監督ブーツ・ライリーの前作『ホワイト・ボイス』も見逃している。
E3
全く予想外の角度からのストーリーテリングにびっくり。毎話異なるタイトルデザインといい、『アトランタ』以後の作品でもある。面白い。
E4
オークランドに現れた身長4メートルの巨人少年を主人公にしながら、彼はストーリー(世界)にほとんど寄与しない。貧富の格差や医療放棄、パワードスーツを着た白人スーパーヒーローの暗躍。世界は自分がいなくても動いている。ところが…。今年1番のユニークな作劇。
完走
なんだコレ!!4メートルの巨人少年、高速移動の女の子、カルト集団、BLMにスーパーヒーローとTVシリーズのナラティヴなんてお構いなしに横断していく奇妙キテレツな全7話。暴力闘争も資本主義もやりこめるのは、社会システムを理路整然と看破するド正論の力。ヘンなの観た!!