アナウンサーたちの戦争のあらなみのネタバレレビュー・内容・結末

和田さんの役の人、森田剛さんにめっちゃ似てるなー誰だろうってEDみたら森田剛さんでびっくりした。
森田さん、めっちゃいい役者さんになったね！！！（どこから目線）
食い探の時は、滑舌ふわふわで何言ってるのかわかんなかったのに、アナウンサー役ができるほどになったとは……。
要所要所のマイク前のアナウンスや、大学野球のその場での実況は本当に素晴らしかった。

アナウンサーという立場から見た戦争直前から戦後のお話。
どんどん情報を統制されて、人を戦地に送るための拡声器となっていく彼らの苦悩をコンパクトに描いてる。
NHKらしいめっちゃ豪華な役者陣でストレスフリーで見られたわー。
今も似たようなものだよなぁ。
日本の報道の自由率、軍事政権並みなんよ。
しかも今は恐怖と金で縛ってるあたりが本当にタチが悪い。

戦争と報道と立法については、ややネタバレ気味になって大変恐縮だけれど、太田愛さんの著書、『天上の葦』が傑作だからこちらの作品で興味を持った人は是非読んで欲しい。