ヴレア

不適切にもほどがある!のヴレアのレビュー・感想・評価

不適切にもほどがある!(2024年製作のドラマ)
4.3
昭和から令和へ、或いは令和から昭和へタイムスリップする事によって生じるドタバタコメディ。
最初こそ、それぞれの時代を笑うよくあるタイムリープコメディとしての王道展開だったが、徐々にそれぞれの時代を比べる事によって浮き彫りになる価値観や問題点について考えさせられる社会的なメッセージ性を強く感じる内容だった。
同じくクドカン脚本の「ゆとりですが何か」にも通じる所があり、現代の時事ネタなども盛り込まれているので凄く没入度が高かった。
また、なんといっても阿部サダヲをはじめとする多彩な登場人物が織りなす人情ものとしての面白さは折り紙付きで、キャラクターの掛け合いを見ているだけで飽きさせないのは流石だった。
毎度毎度のお決まりとして、クライマックスにミュージカルシーンがあるという演出も段々クセになる感じで最高だった。
ヴレア

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