吹替
邦題「ナイト・トレイン／破滅へのカウントダウン」

期待せずに観たら面白かった。
子供の頃に観た「新幹線大爆破」や「暴走機関車」が物凄く面白かった記憶があるし暴走列車物にハズレは無いのかも。

グラスゴー駅のホームで引ったくり事件が発生。犯人は列車内に逃げ刑事が追う。奪われたバッグは取り戻すが2人組の犯人は逃走した。駅を出ると被害女性はバッグをゴミ箱に捨てる。カドウィッグ空港から友人のエミーとマラケシュに休暇旅行に出ようとしていたアビーは、職場のNCSC（=国家サイバー・セキュリティ・センター）からサイバー攻撃があったとの電話を受ける。ロンドン行きの寝台列車にハッキング装置が仕掛けられたとのことだった。


▶︎ハッキングされた寝台列車は停車が出来ず、制御不能のまま走り続ける。ハイスピード・アクション満載の英国サスペンス。

NCSCの先手を行く犯人を捜索しながら暴走列車を停めるキーパーソンは、列車に乗り合わせた指名手配犯の元スコットランド・ヤードの捜査官ジョー。連絡手段は掘削員が持っていた衛星電話のみ。イギリス最大手クラスのウイルス対策が敷かれた鉄道会社に仕込まれたウイルスとは？列車に残った12人の安全は？アビーとジョーの協力が始まる。

12人の背景が細かでそれぞれ怪しく期待値が高まり、局長やNCSC内のサージュらや、こうなることを予言していたペヴも一癖ありそうで息がつけないまま話は進む。

全6話にギュッと詰め込まれて密な内容だが、ラストがあっさりしすぎて物足りなさを感じた。何より鉄道網の内容だと日本かイギリスでしかモノにならないと再認識出来るドラマ。

WOWOW