原作の村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』は1995年の阪神・淡路大震災において遠く離れた場所にいながら間接的に影響を受けた人々を描いた連作短編集で、6編全てが1995年2月、つまり1月の阪神・淡路…
>>続きを読む2話アイロンのある風景 がかなり好きだった
原作では阪神淡路だけだったかと思うが、東日本大震災を絡めたことで、地震の存在がより強く、ありありと浮かび上がっていた
他の回は全体的に難しい...が、そ…
このレビューはネタバレを含みます
村上春樹は好きじゃないんですけど、この原作だけは別格で大好きで、死ぬまでに何度でも読み返すシリーズに入ってるぐらい大好きで、映像化も海外でしかやってなかったからすごくすごく嬉しい。
なにより原作にか…
原作短編がかなり好きだったので、どうなるか?!と身構えて観ていたけど、とても良かった
個人的に村上春樹の短編は物語を解釈するというよりも一つの風景を見るみたいなスタンスがいいのでは?と思うことが結構…
美しい構成。遠く離れた人々の刹那のランデヴーは何かを変えてしまう。そこに居ただけで、服装も感覚も何も変わっていないのに、僕たちはちゃんと癒されてしまうんだ。
それにしても、かえるくんってあんなにデカ…
このレビューはネタバレを含みます
1995→2011→2020を描いたこれまでのストーリーが収束した2025年という現在を再び1995にバックさせて2025に戻すことで、震災→復興という流れと殆ど一致する物語自体の破壊→再構築を行い…
>>続きを読む