刑事コロンボの25の情報・感想・評価

エピソード25
権力の墓穴
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コメント12件
momoko

momoko

ずっと緊迫した心理戦。犯人もコロンボも頭良いなぁ。
半月板損傷

半月板損傷

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コロンボvs上司! 次長よ、なぜ、初動にコロンボ呼んでしまったのだ…笑 その時点で詰んでるんよ… 私なら、何をおいてもコロンボだけは他の捜査に回して、本件には一切触らせないよ… 上院議員候補も躊躇なくしょっ引いた男だというのを知らんのか?? いつも割と早い段階で犯人に実質的な宣戦布告をかましてみせる警部も、今回ばかりは捜査から外されるおそれがあるためか、最後の最後まですっとぼけて泥棒路線に方針変えしたフリをしておくしたたかさ。 しかもそれを利用して逆に次長をハメる流石の狸っぷり。 罠に嵌った次長がガサ入れに動いたところですっとぼけて「それはおやめになったほうが…」とか言ってる。ワルいなあ笑 玄関前まできて、検死で石鹸が出たことを小出しに聞かせる意地悪な警部。笑 急に不安になって足が止まる次長。だがもう、引くに引けないし…みたいな一瞬のモメンタムの揺らぎも細かくて好き。 茶番のガサ入れの最中にじわじわ詰めてって、しまいには 「これは私の部屋です」笑 何もご丁寧に甥っ子姪っ子の写真まで仕込まなくてもいいのに絶対楽しんでるでしょ!警部 「2枚のドガの絵」と双璧の見事な切れ味のクライマックスでニヤニヤが止まらなかった。 しかし次長も悪人すぎでしょう。笑 あれ?今回は実行犯との対決じゃないの??と思いきや… むしろこんな極悪人がここまでどんなキャリアと夫婦生活送ってきたのか想像できないのだが?! てかそんな性急に妻殺さなくても、このままで十分いい暮らしができそうなのに。捨てられる流れでもなさそうだったし、自分自身もそれなりポジで収入ありそうだし、いつから画策していたのか。 しかし友人から妻を殺っちまったと聞いたその一瞬に、チャンスとばかり諸々計画したのなら物凄い瞬発力。 アーティからの脅迫電話も計画外だったのに瞬時に便乗作戦を画策してるし。 パジャマ、電話機とクローゼットの指紋etc…警部が真相に近付くプロセスも鮮明で良いし、警部に何度完全論破されても頑なに泥棒路線を強要し、どんどん怪しまれていく鉄板のやりとりも良いし、次長逮捕となればロス市警を揺るがす一大スキャンダルになること間違いないのに一切躊躇ない(というか気にもしてなさそう笑)警部の無双っぷりも痛快。 アーティのコソ泥としての矜持も良かった。 小池朝雄の吹き替えもいよいよ円熟味を増している感があり、珍しく警部が車の警察無線での検死医と話すシーンのあの力の抜けっぷりなんかもう最高でした。
ちえぞう

ちえぞう

子供のときに見てたコロンボ…というか、ピーター・フォークさんて、コロンボのイメージだから〝トボケたおっちゃん〟だったけど、よくよく見るとやっぱりカッコいいなと、この回を見て思った。(なんのこっちゃw)横顔とか、あーやっぱ俳優さんだけあるなー…と。 行き当たりばったりの殺人。やり切る感あったけど、コロンボお得意のトラップは最高! あと、泥棒にもちゃんとプライドがあるところが良かった。 2025.2.28 ★★★☆
ロバート山口

ロバート山口

"ここは俺の部屋じゃない!" コロンボの仕掛けた罠、もう最高です!
CureTochan

CureTochan

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ラストで娘と拍手喝采して、家内の顰蹙を買った。最後の犯人の必死ぶりとアホヅラ、そしてコロンボの憎たらしさが最高。甥の写真ってお前。こっちは正直、宝石がニセモノ、あるいはその隠し場所、みたいな見慣れたオチを想像していたので驚けた。高校のときにノベライズを読んだはずなのだが。 オチだけでなく途中も芝居がたっぷりで面白い。ただ名前が字幕に書かれなくてわかりにくいのと、副コミッショナーというのが、どういう役職なのかいまいちわからない。調べた範囲では、もともと刑事でもないみたいだ。 必殺仕事人でも、ターゲットが上役のときが面白い。記憶に残っているのは、中村主水が悪者にヘイコラしながら、得意の剣術も遣わず、ただ無造作に背中に刀を突き立てるシーンだ。いつのエピソードか思い出せない。あとはクリント・イーストウッドのアレだ。Man's got to know his limitations! 墓穴の読み方は、ぼけつではなく「けんりょくのはかあな」のほうがリズムが良い。「人間の証明」みたいなものだ。A Friend in Deedという原題はことわざをもじったものだが、「まさかの友こそ真の友」を、犯罪の意味をつけ加えながら面白いタイトルにするのは難しい。 邦題が、傾向としてドラマのオチを題材にしがちなのは良くないと思う。事件の発端をタイトルにした原題のほうが、ミステリとしては正しい。ネタバレ駄目、絶対。
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ワン

ワン

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★★★★★ コロンボ(ピーター・フォーク) VS ロサンゼルス市警察本部次長 マーク・ヘルプリン(リチャード・カイリー) 事前にあらすじを知らなかったので犯人の職業を知ってびっくり。上司の捜査妨害に屈せず、逆に利用して罠に掛けるやり方が最高。
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tsukaphone

tsukaphone

ベン・ギャザラ監督作。90分強と、映画一本分の分数。終盤コロンボが仕掛ける引っかけ楽しい。
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PeggyMYG

PeggyMYG

一番回数観ているかもしれない。 上司(犯人)が人間としてクズ過ぎるだけに、鮮やかな幕切れ後のスッキリ感が突き抜けている。 プロの泥棒役・ヴァル・アヴェリーもすごくいい。奥さんとの罵り合いも、コロンボとのやりとりも何度も見たくなるほど好き。
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コロンボの上司の声、渋くてかっこ良かったですが(北村和夫)やってる事はクズ。部下のコロンボに少しずつ追い詰められてイライラマックス。しかもまんまと罠にハマって逮捕…どうしようもない。
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みーちゃん

みーちゃん

旧シリーズは何周観てもおもしろい。"権力の墓穴"の犯人は真の悪人で同情の余地がない。このタイプの場合、捜査の目の付け所や揺さぶり、立証方法の鋭さが、より一層、冴え渡るのが醍醐味。 ロス警察のキャリア組であるハルプリン次長の、リスクを省みないやり口が、昔は、いくらなんでも突っ込みどころだなーと思っていたが、今回、それは彼が自分の権力に絶対的な自信を持ち、人間を舐め腐っていることの表れであり、人生で初めて、それが通用しなかったのだろうと、溜飲が下がった。ハルプリンに負けない大胆なラストにも痺れた。 次長以外の、同僚や、現場の警察関係者達は皆んな、コロンボの優秀さを認めていると分かるのも気持ちが良かった。前科者を演じたヴァル・エイヴリーとのバーでの会話や関係性も最高。
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ひは

ひは

A Friend in Deed
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だいず

だいず

次長やなやつ。枕の下のナイトガウン。
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