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西池袋署に設置された犯罪被害者支援室では、日々さまざまな事件に遭ってしまった被害者や遺族に寄り添い、再び人生を歩めるようサポートをしている。ある日、元“マル暴”刑事で支援員の黒木夏海(小池栄子)のもとに、心理学の専門知識を持つ白石絵梨子(北香那)が帝都大学から出向してくることに。 初対面でお互いぎこちなく食事をしていた夏海と絵梨子。全くもって相性は悪そうだ。そんな矢先、室長の田村貴子(戸田恵子)からラーメン店で火災が発生したとの一報が入る。二人が火災現場に到着すると、店主の小西悠介(柳下大)は死亡し、妻のさくら(北乃きい)は激しいショックを受けていた。 夏海たちに連れられ支援室にやって来たさくらだったが、混乱し落ち着かない様子。夏海が何気なくさくらのネイルを褒めると、悠介にネイルや指輪を禁止されていたこと、店の立ち退きを迫られたこと、立ち退きを断ったことで嫌がらせを受けていたことなど少しずつ話し出す。しかし、絵梨子の不用意な発言でさくらは激怒してしまう。夏海はそんなさくらを気遣い、刑事課に食べ物を取りに行く。 刑事課にいた強行犯係の鴨居卓海(岡山天音)と中谷健人(味方良介)、暴力団対策係の河口真二郎(眞島秀和)、大野裕也(濱尾ノリタカ)らに、さくらから聞き出した情報を伝える夏海。立ち退きには反社が絡んでいる可能性もあるとして、中谷はさくらへの事情聴取を求めるが、夏海はそれを断る。 夏海が支援室へ戻ると、絵梨子の不用意な発言に再び苛立ったさくらが激怒して帰宅してしまう。夏海は絵梨子に「邪魔」と言い放ち、さくらの後を追う。帰宅してもなお混乱するさくらを静かに見守る夏海に対し、少しずつ心を開いていくさくら。しかし捜査が進むにつれ、さくらが嘘の供述をしていたことが判明して…。
西池袋署・犯罪被害者支援室の黒木夏海(小池栄子)と白石絵梨子(北香那)のもとに、新たな支援要請が届く。池袋のキャバクラ・「マーメイド」で働く美雨こと佐藤茂子(今泉佑唯)が、常連客の野村健太(百名ヒロキ)から2,800万円の不動産投資詐欺に遭い、強いショックを受けているとのことだった。夏海と絵梨子は美雨の心身の安全を確保するため、彼女の自宅マンションへと向かう。 部屋にいた美雨はサングラスや帽子などで顔を隠していた。部屋の鏡は割れ、部屋中が荒れていた。夏海は、手から血が滴り落ちている美雨に手際よく応急処置を施し、「事件については何も聞かない」と優しく声をかける。 強行犯係の鴨居卓海(岡山天音)と中谷健人(味方良介)が「マーメイド」で聞き込みをしたところ、美雨は「野村から投資用のいい物件を紹介してもらった」と話していたという。さらに捜査を進めると、架空の不動産仲介業者を装ってマンションの手付金を騙し取る手口で、被害者は10名以上、被害総額は1億5,300万円にも上っていた。事件は “トクリュウ”の一派が指示していると見られ、実行犯の中で唯一存在が明らかになったのが野村だった。警察は美雨から野村の情報を得ようとするが、美雨は事件のショックから野村とのやり取りをしたスマホの履歴はすべて削除したという。 夜も遅くなり、雨が降ってくる。美雨のマンションを後にする夏海と絵梨子。1人にしていいか心配する絵梨子に被害者宅に泊まることは推奨されていないが、その対応でいいのかいつも悩むと言う夏海。ふと夏海が美雨のマンションの方を見ると、うっすらと人影が見えて―



