シヒョン、スジそしてセジュは固い絆で結ばれいつも３人で過ごしていた。高校生活も残すところあと僅か。彼らは美術教師との結婚を控えた国語教師と担任の不適切な関係を卒業式で暴露することを思いつく。担任の車に隠しカメラを仕込み、着々と準備を進めていく３人だった。

ミョンジョン財団の後援会で、婚約を発表するシヒョンの父ソグとスジの母ミリにシヒョンとスジは驚きを隠せない。一方、テヒは奨学生として後援会に参加するが、同じホテルで母ヨンウォンが個展の準備をしていた。ヨンウォンに会いに行ったテヒは、口論になりホテルを飛び出し…。

シヒョンは、親の結婚を阻止するため自分たちが先に結婚してしまおうとスジに提案する。スジはシヒョンの気持ちを確かめるため、自分のプライドを傷つけたギヨンの初恋の相手でありミョンジョン財団奨学生のテヒを誘惑し彼女が本気になったところで振るというゲームを持ちかける。

テヒを振り向かせるため朝から図書館に行くシヒョンだったが、親友ギョンジュの母親との仲を疑うテヒはシヒョンを警戒するばかり。一方、何とかギヨンの結婚相手ヘジョンの家に入ることができたスジ。しかし、そこへギヨンからヘジョン宛てのケーキが届き、スジの怒りは倍増する。

ミリとソグとの顔合わせに来たスジは、レストランとは別の方向へ行くソグを見かけ後を追う。そこで、見知らぬ女性と抱き合うソグの姿を見てしまう。一方、テヒはシヒョンの優しい一面を見て少しずつシヒョンに気持ちが傾いていく。そんなテヒにシヒョンは積極的に近づいていき…。

テヒの信用を失い思いどおりにいかないシヒョンはゲームをやめると話すが、スジは途中でやめることを許さない。そんな中、テヒは財団の寮への引っ越しの日を迎える。荷物運びに手間取るテヒの前にシヒョンが現れ、強引に手伝い始める。結局、シヒョンと一緒に寮へ向かい…。

シヒョンの向かいの部屋で生活を始めたテヒだったが、素っ気ないシヒョンの様子にキスしたことを忘れたのかと不安になる。さらに、学校にスジを迎えにやって来たシヒョンのスジと自分への態度の違いに戸惑うばかり。そんな中、自分の部屋の家主がシヒョンだったと分かり…。

シヒョンとテヒを近づけるため別荘にやって来た４人。しかし、スジは仲良くするシヒョンとテヒが気に食わずテヒの前でわざとシヒョンとの親密な関係を見せつける。そんな中、シヒョンもテヒを突き放すような態度をとってしまう。そのことをひどく後悔したシヒョンはテヒに…。

シヒョンはギョンジュの話から別荘でテヒがスジに何か言われたのではと怪しむ。テヒのバイト先に向かったシヒョンは、なんとかテヒを誘い出そうとするがそこへ運悪くギヨンがやって来てしまう。そんな中、テヒはシヒョンに一方的に恋しているようで疲れたと別れを告げるが…。

入院したシヒョンは、見舞いに来たセジュにテヒとは終わったと告げる。そして、母親の事故について当時の様子を聞こうとミリの元を訪ねるが、そこで衝撃的な話を聞かされる。そんな中、シヒョンが落とした携帯を届けにテヒが病室にやって来る。引っ越すと言うテヒにシヒョンは…。

スジからソグが女性といたと聞いたシヒョンは、スジとケンカになる。スジはセジュと入った屋台でソグが女性といる姿を目撃し、それがテヒの母親ヨンウォンだと気づく。そんなある日、カフェでテヒの絵を描いていたシヒョンは偶然カフェにやって来たヨンウォンから声をかけられ…。

ミリが何も知らずにソグに利用されていると思ったスジは、ファンを装ってヨンウォンに会いに行きソグとミリの関係を何気なくヨンウォンに知らせる。一方、テヒの課題のため一緒に田舎へと出かけたシヒョン。マッコリを飲んですっかり酔っ払い終電に乗れなくなってしまうが…。

後ろからやって来た車に驚いたテヒから、かつてひき逃げされた話を聞いたシヒョン。犯人が自身の母親だったのではないかと疑うが、警察からの連絡で確信へと変わる。一方、セジュはシヒョンに隠れてテヒと会っていることを問い詰めるがシヒョンは自分たちは結ばれない仲だと話す。

テヒとの別れを決心したシヒョンは、スジやセジュたちのいる前でテヒに別れを切り出す。テヒがその場を去ったあと、酔って落ち込むシヒョンの姿を見たスジは、シヒョンをアジトに連れていき介抱する。そこでスジは、シヒョンから今までとは気持ちが変わってしまったと聞かされ…。

スジはソグに利用されているミリの姿に我慢できず、ソグを呼び出しシヒョンと結婚させてほしいと話す。一方、シヒョンとの別れに苦しみ泥酔してしまったテヒをシヒョンはおぶって部屋に連れ帰る。翌日そのことに気づいたテヒは、シヒョンをつかまえ本当の気持ちを問い詰める。

ヨンウォンに会いに行ったシヒョンは、ソグの息子であることと２年前の母親の死について話す。そして、ソグにスジと結婚してまで自分の立場を守りたいのかと聞かれ、頭にきたシヒョンはヨンウォンに会ったことを明かす。一方、スジはシヒョンから勝手なことをするなと言われ…。

シヒョンがソグの実の子でないことを聞きシヒョンの部屋に向かったスジは、テヒが向かいの部屋に住んでいることを知り動揺する。シヒョンを許せないスジは、ソグとヨンウォンの仲とシヒョンの母親がヨンウォンに会いに行く途中に事故で亡くなったことをテヒに話してしまう。

ショックを受けたテヒは、罪悪感からシヒョンに会うことができない。ようやくテヒをつかまえたシヒョンにテヒは別れを告げる。しかし、互いに忘れられずつらい日々を過ごしていた。そんな中、ヨンウォンがテヒの様子を見に来るが、テヒからソグの息子が彼氏だったと聞かされ…。

テヒはシヒョンからひき逃げの被害者が女子学生だとミリが知っていたことを聞き不信感を抱く。そんな中、倒れた患者を処置するミリの姿にひき逃げされた時の記憶を取り戻したテヒは、ミリが犯人だったことに気づく。シヒョンを呼び出したテヒは、ミリがウソをついていたと伝え…。

シヒョンが去って行ったことに傷つき苦しむスジ。さらに、ミリがシヒョンからひき逃げの件でウソをついていたことを問い詰められるのを盗み聞きしてしまい衝撃を受ける。一方、シヒョンはテヒに部屋へ戻ってくるよう説得する。そして、１日だけ時間を作ってほしいと懇願し…。

シヒョンの本心を確かめたセジュは、テヒをアジトに連れていき３人がゲームで近づいたことを暴露してしまう。ショックを受けたテヒはアジトから出たものの歩くこともままならない。急いで駆けつけたシヒョンは説明しようとするが、テヒから二度と目の前に現れるなと言い放たれ…。

へジョンからの連絡でギヨンがシヒョンとセジュを痛めつけていると聞いたテヒ。不安を募らせアジトに駆けつけるが、そこには縛られたシヒョンとセジュがいた。急いで警察に通報するテヒだが、ギヨンに携帯を奪われそうになってしまう。シヒョンはそんなテヒをとっさにかばい…。

意識の戻らないシヒョンを献身的に看病するテヒ。そして、荷物を取りに久しぶりに訪れたシヒョンの部屋で自分宛のノートを見つける。そこには真実を打ち明けるシヒョンの言葉が綴られていた。そんな中、シヒョンの意識が戻るがテヒはシヒョンとは会わずに父親とドイツへと旅立つ。