浅野公喜

バンド・オブ・ブラザースの浅野公喜のレビュー・感想・評価

バンド・オブ・ブラザース(2001年製作のドラマ)
4.0
スピルバーグやトム・ハンクスも制作に参加した第二次世界大戦の実在したE中隊の隊員を描いた戦争ドラマ。冒頭等に制作当時はまだ生存していた隊員達のインタビューも用意されており、これもまた貴重。

映画並のクオリティが有る中身をドラマサイズに拡大したような非常に豪華な作品となっており、明確な主人公が居ない故に隊員一人一人を覚えにくい所も有りましたが、一人一人の余りにあっさりとした、もしくは生々しい死に様含むそのニュートラルな戦闘の描き方は実際の戦争の本質に迫るものを感じましたし、終盤の強制収容所の描写も圧巻でした。

印象的なキャラは第3話で主人公的存在だった、戦闘中に精神的ショックで一時失明する戦争を描いた作品には珍しい(?)繊細な性格のブライス。
浅野公喜

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