怖いの苦手なのに、
夜更かしして最後まで観てしまった！！


その理由。
・設定のおもしろさ
・ハラハラドキドキの秀逸なサスペンスなだけでなく、人間ドラマも
・役者陣の演技力
・リアルさ、クールさ

初)名作北欧ドラマ「ブリッジ」のリメイク版。🇬🇧🔛🇫🇷のお話。あれ⁉︎最後こんな感じだったっけって印象で序盤本家サーガより何枚も落ちる主演女優さんだなぁ〜と思いきや…だんだんサーガの方とは違う良いところが出てきてラストは好印象でした…

(ノ-_-)ノ~┻━┻こちらもシーズンが続くようなので機会があれば観てみたい

英仏を結ぶドーバー海峡トンネル。その中間、ちょうど国境の線上で上半身と下半身が切断された女の死体が見つかった。身元はフランスの議員マリー・ビルヌーヴである。英国ノースボーン署のカール・ローバック警部が臨場してみると、すでに仏カレー警察のエリーズ・ワッサーマンらが証拠保存作業を始めていた。被害者がフランスの要人で上半身がフランス側にあったことから、イギリスの出番無しと決定しローバックは帰宅するが、深夜エリーズから電話で叩き起こされてしまう。捜査の結果、下半身は議員のものでなく、ウェールズ国境のタトゥーが入っていたことからイギリス人かも、というのだ。
ローバックはタトゥーから、下半身が数ヶ月前に失踪した娼婦ジェンマ・カーワンのものであることを突き止め、フランス側に乗り込んでいく。こうして英仏合同捜査が始まり…



#2-4
議員と娼婦を同時に殺害した犯人は、大胆不敵にもネットに犯行声明をアップする。そしてあと4回の殺人を予告した。エリーズはビルヌーヴ議員を脅迫していた者をリストアップし、ローバックはジェンマが失踪した数ヶ月前の足取りを追うが成果は得られない。
そんななか、犯人を〈TT…トゥルーテロリスト〉と名付けたタブロイド記者・ダニー・ヒリアのPCに犯行予告が届く。そこには社会の邪魔者である年寄りを毒殺するとあった。ローバックとエリーズがその予告を知った同時刻、英国内の老人ホームで14人の入居者が鎮痛剤を飲んで死亡する事件が発生。鎮痛剤が毒物にすり替えられていたのだ。ローバックは、ただ1人生き残った老婦人ストーンに注目。彼女を世話していた看護助手スザンナが鎮痛剤中毒のためストーンの薬を盗んでいたと判る。当然スザンナは毒を飲み救急病院に搬送されていた。
一方フランス国内では、退役軍人デルプランケが誘拐される事件が発生。彼は移民たちの援助活動を行なっていた。エリーズは現場から、誘拐に使われたテーザーの識別タグを発見。テーザーが元刑事デブリケが紛失したものだとわかる。そして犯人TTは、デルプランケを救いたかったら財界の有名人4人にカネを出させろと警察に連絡してくる。
カレー警察に4人の財界人が招集された。4人のうち3人は支払いを拒否するが、残る1人シャルロット・ジュベールは、夫の遺産から身代金を寄付すると申し出る。その直後、エリーズとローバックは監禁場所を突き止め突入するが…

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「THE TUNNEL」


議員+娼婦バラバラ事件、老人ホーム集団毒殺＆退役軍人誘拐事件、そして首斬り通り魔事件。立て続けにトンデモな犯罪を犯していく狂気の犯人に立ち向かう英仏の刑事たち。スウェーデンとデンマークを結ぶオーレスン橋を舞台にしたドラマ「ブリッジ」のリメイク版です。オリジナル版を見たのが9年前ですっかり忘れてたのが功を奏して、新鮮な目で楽しめました。スウェーデンとデンマークって違いがいまいちピンと来ないけど、イギリスとフランスならギャップがわかりやすいしね。

ローバックのキャラがオリジナルより親しみやすくイケオジなのがいい感じ。シャルロットとのロマンスにも説得力があります。エリーズのキャラはオリジナルほどアスペルガー味が濃くないけど、変人ぶりはまずまず。






＊以下はネタバレ↓↓

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#5
TTが新たな犯行予告を出した。精神病患者を放置した罰で首斬り事件が起きるというのだ。その直後、老人ホーム事件の近所で日本刀で首を斬る通り魔事件が発生。逮捕されたベンジー・ロバートソンは統合失調症だった。ローバックらはロバートソンの家を捜索し、若い女が同居していたことを掴む。それはソフィという家出少女だった。ロバートソンがTTに操られていたと確信するローバックとエリーズは、次はソフィが狙われると恐れ行方を追うが…

#6
TTの進撃が止まらない。イギリスのモールで19歳の若者ディーン他3人が焼殺されたのだ。被害者は暴動参加者だった。同じ頃、フランスでは刑事ローラン・デルガドが誘拐されていた。デルガドは暴動鎮圧時、イスラム系移民メディを死に追いやったが咎めを受けなかった。TTはメディの兄ヤシンにデルガドの身柄を差し出して焼き殺すよう迫る。暴動事件を起こした者・鎮圧した者、両者を罰するのが今回のTTの目的だった。

#7
デルガドも殺され、英仏警察は後手後手に回っている。ローバックは手際の良さから、TTが警察関係者ではと疑い始める。エリーズはデルガドが参加していた秘密訓練の噂を耳にし、そのリーダーだった警察関係者〈ルヴラー〉の正体を探ることに。訓練参加者はZPという輸入会社と関係しているようだ。だがそんな中、英国のスクールバスがジャックされ、5人の児童たちと運転手が誘拐されてしまう。子供たちを救いたければ、大手運動靴メーカーにテロを仕掛けろと市民に訴えるTTだった…

#8-9
格差問題・老人問題・医療問題・青少年犯罪問題・そして児童の問題に絡んだ犯罪を繰り返し、予告どおり５つのテロを完遂させたTT。独占インタビューを書いてくれと記者ヒリアを呼び出しておきながら、なぜか問答無用に殺害した。エリーズはZP社を調べ、そこに勤めるブランという男が元フランス警察情報局刑事ファビアン・ヴァンサンと同一であることを突き止めた。彼はTTのプロファイルに一致するが、一方ローバックはイギリス警察退職者で作った容疑者リスト内のキーラン・アシュトンの名に引っかかる。アシュトンは妻の交通事故死に悲観して既に自殺していたが、ヒリアはその交通事故に関与していたのだ。


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……後半クローズアップされるのはローバックの家庭問題…妻ローラの妊娠、息子アダムの反抗、そして己の不倫。実は全ての始まりがローバックにあったという衝撃展開でした。まぁ、フラグ立ちまくりだからあんまり衝撃でもないんだけど^_^

最終回は追い詰められたローバックの孤闘とエリーズの必死の捜索。ラストは哀しいけど、二人の名演には心揺さぶられます。


さて、来週シーズン2観るかぁ