あられ

ブラックジャックによろしくのあられのネタバレレビュー・内容・結末

ブラックジャックによろしく(2003年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公、泣き過ぎw ピュア過ぎw 熱血過ぎw 正義感振りかざし過ぎw 理想求め過ぎwうざ過ぎw ちょっとイラつくw

ストーリーはシリアスで重いです。主人公は研修医で、自分の無力さを痛感しながらも、権威に抗い最善策を模索する。

お金が儲かる交通事故の怪我人ばかり見る病院。医局に逆らえない医者たち。研究命でろくに手術のできない教授たち。いい医者に出会えるかどうか、それですべてが決まってしまうというセリフ。

中でも第6話〜第9話のNICU(新生児集中治療室)編は見ていて特にしんどかった。

4年間の苦しい不妊治療の末に、やっと生まれたのは未熟児の双子。彼らの未来を見据えたり、色々な思いがあって、ダウン症を発症した未熟児を見捨てようとする親。車の中で一人咽び泣く父親が切ない。

主人公に向かって、俺は誰よりもあの子たちを愛してるんだ!誰よりもだ!誰よりもだ!と叫ぶシーンはやるせない。

医療界の現実や闇について、手厳しく描いています。色々考えさせられるドラマでした。
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