天

アンという名の少女 シーズン1の天のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

関西ローカル局で6月頃までアニメ版が放送されていたため、記憶も新しく楽しみに視聴。
風景が非常に美しい。俳優さん達も吹替の声優さん達もイメージ通りで世界観に引き込まれる。

予告編はこちら👇
https://youtu.be/9JZeSQdwLIs

ギルバート役の俳優さんは2015年のホラー映画「フッテージ デス•スパイラル」で子供幽霊達のリーダー、マイロ役の少年でした(;`⊙ω⊙)ビックリ



3話、マリラの大切にしているブローチをアンが盗んだと決めつけられて、アンが追い出され孤児院へと向かうエピソードはアンの絶望感や疎外感、マシューとマリラの罪悪感もヒシヒシ伝わって来て泣けて来た。

4話、フィリップス先生とプリシーが備品室て手を握りあっていい感じになってるところを見てしまったアンやダイアナ達。「男性はみんなズボンの前部分にペットのネズミを飼ってる」「そのネズミに触る度に双子を産んだ」とアンが女の子達に話してしまい、汚れてる・下品・アバズレなどと非難される。マリラも家の恥だと激怒するも、マシューの「アンが可哀想だ。子供なのに知らなくていいことを知らされた環境に居たんだぞ。」と言う言葉に、アンがマシューとマリラに引き取られるまでどれほど過酷な人生を歩んで来たかに気付くシーンが良かった。

5話、ルビー・ギリス家の火事をアンが機転を利かせて延焼を防ぐ。アン、学校へ復帰。日中から具合が悪いと思ったら夜中に初潮が来て「私はもう余命幾ばくも無いのよ!(´Д⊂ヽウェェェン」と泣きながら下着を洗うアンがちょっと可愛いw 大騒ぎに気付いて「どうした?」と心配して見に来たマシューが「あっ(察し」になるシーンもほっこり。

6話、ダイアナとお茶会。木イチゴのジュースを出すはずが間違えてぶどう酒を出してしまい2人して酔っ払ってやらかす回。ダイアナの母親が激怒して「もううちの娘と会わせませんっ!」と宣言。
マシューが町まで行ってアンの為にレースがあしらってある袖の膨らんだ流行りのドレスを仕立ててもらいに行く。
流行りのドレスを着たアンはとても綺麗で、大人の女性になったということでマシューが「ではお嬢さんどうぞ♪」と腕を出してエスコートしてくれるシーンからの3人で馬車に乗って教会へ行くシーンに目から汁が| ू*꒦ິ꒳꒦ີ)。oO良かったねぇ、良かったねぇ。

7話、ダイアナの妹ミニーメイが高熱を出すも両親不在で高齢の大叔母ジョセフィンしかおらず、泣きながらアンを頼ってグリーンゲイブルズへやって来る。アンの子守の経験からくる適切な応急処置が功を奏しミニーメイは助かる。ダイアナの母親が「アンに謝りたい」とやって来て晴れて絶交は解かれた。
ギルバートの父親ジョンが長患いの末死亡。昔ジョンにプロポーズされるほどの仲だったマリラは深く悲しむ。
マシューは自分の作物を積んだ船が本土へ向かう途中で沈んだことを知る。しかも保険を掛けてなかった為補償も受けられず。困ったマシューはマリラやアンには内緒で銀行で融資してもらうことに。

8話、マシューが心労が祟って倒れる。収入が途絶えた為、マリラとアンは牛や馬や売れる物はなんでも売ろうと決意。レイチェルが村の皆に寄付を募ろうと言うも「カスバート家は施しは受けない」ときっぱり断るマリラ。
ジェリーと共にシャーロットタウンへ行き馬や品物を売ったりした後ジョセフィンの大邸宅へ招待されて滞在。翌日帰る際「愛は施しではない」のメッセージとともに、本に挟んでアンにお金を援助したジョセフィン・バリーの男前な心意気にグッときた(*꒦ິ⌓꒦ີ)女性だけど。

ジェリーを殴る蹴るして馬の販売代金を強奪した悪い男2人組が、新聞広告を見てグリーンゲイブルズへ下宿人としてやって来て、アン達の運命やいかに!といういいところで ーー終ーー

かなり暗めで重め・人種差別や同性愛といったテーマも織り込んだ脚本に変更されてるようですが、見応えあって面白かったです。シーズン3まであるようなのでネトフリ加入されてる方で「赤毛のアン」がお好きな方にはおすすめ。
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