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THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これからのlaszloのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2016年 アメリカ
監督 ダンフォーゲルマン

色々な問題を抱えながらも逞しく生きる一つの家族を2世代に亘って描く物語

親子を描く物語は感情が入りやすく涙なしでは観られません
ズッと勧められていましたがあまりに長いので観るのを躊躇していました
しかし観始めるとグイグイと入り込んで止まりません

時間軸が前後して全てのエピソードが互いに繋がり合うため自分用のメモとしてあらすじを殆んど記載しています
もちろん時系列は滅茶苦茶です
ネタバレでしかも分かりづらいのであまり参考にはなりません

シーズン1
エピソード1
多分1980年スティーラーズ2年連続スーパーボウル優勝
18年後の1998年にブロンコスが優勝
誕生日のプレゼントにテリブルタオルが出てきてここがピッツバーグと分かる
三つ子を妊娠したレベッカは出産が上手くいかず三人目が死産となる

主治医の盲腸で出産直前に替わった担当医ネイサンに励まされ父親の役目を果たすジャック

テレビドラマ“シッターマン“で有名な長男ケヴィンは役柄が好きになれず撮影現場で切れてしまう

太り過ぎを気にしている長女ケイトは減量サークルでトビーと出会う

当日消防署の前に捨てられて消防士に病院に連れてこられた黒人を貰い受け二男カイル(ランドル)として育てる

ランダルは父親ウィリアムを探し当てる 悪態をついて帰ろうと思う心と裏腹に家に連れて来てしまう
実父は胃がんで余命半年と分かる

エピソード2
子供三人を育てる事に疲れているレベッカ

子育てに参加しないで酒を飲むジャックにストレスを抱える

仕事帰りに酒を飲むジャックを諭す親友のミゲル

最後にはジャックが反省して仲直り

ランダルが実父ウィリアムを家に連れてきて何日もいる事に不安を覚えるランダルの妻ベス
ふらっと出掛けるウィリアムに詰問して猫を飼っていることを知る

所属事務所のパーティーでクライアントに謝る事を強要されるケヴィン
ランダルに電話して父ジャックの言葉“ビッグスリー“を思い出し謝ることをやめてニューヨークで舞台俳優を目指す

エピソード3
ウィリアムが居る家に突然レベッカが訪ねて来る夫はジャックではなくミゲル

レベッカは以前ウィリアムに会って居て息子に絶対会わせなかったことが分かる

バスをの運転手に聞いてウィリアムを探し当てたレベッカは彼が息子を取り戻しに来ないと知って安心する
そして別れ際にウィリアムたちの馴れ初めとなった“ダドリーランダル詩集“を手渡され本当の名前を知る

子供たちの健診にジャックが1人で来たことで夫婦に疲労とストレスが溜まっていると分かる担当医のネイサン

トビーの叔母が居る養老施設でみんなの前で歌を歌わされて自信を付けたケイト
2人の気持ちが盛り上がってきた時に突然ケヴィンからの電話

その電話で飛んできたケイトに状況を聴いてしばらく離れて暮らすべきだと気付いたケヴィン

エピソード4
みんなでプール
ケイトは友達に仲間外れに 自分を構ってくれない両親に怒るケヴィン 黒人仲間と遊びたいランダル 1度は関係を拒んだランダルの黒人仲間の母親に歩み寄るレベッカ

近所の人に通報されるウィリアム

トビーの元妻が経営する店に就職を決めてしまったケイト
トビーに諭されて辞める

舞台のオーディションで散々の演技だったけどシッターマンのネームバリューで採用されたケヴィン

エピソード5
レベッカの小さい頃は父親が1人でNFL
それが嫌でジャックにルールを教わったら夫よりもファンに
酒場で歌手として歌うレベッカはまだ子がを欲しくない

ニューヨークに来たケヴィンはランダルの家に来て帰らない
疎ましく感じ始めたランダル夫妻に子供を自分に任せてニューヨークで割り当てられているホテルのスウィートで息抜きすることを勧める

ホテルに行ったランダルはベスに妊娠してるかもと告げられる

ケイトがいつも父親と観ていたスーパーボウルはトビーに誘われても一緒に観たくない
誘われて一緒に観るが友達を呼ぶなど無神経な対応に途中で退席する

ジャックは子供が出来る前でミゲルは結婚して子供も居る

ピッツバーグスティーラーズがロサンゼルスラムズと戦ったこの年のスーパーボウルはQBテリーブラッドショーが率いるスティーラーズの圧勝31vs19
エピソード1冒頭に登場したテリブルタオルがあらゆる場所で回された
MVPはこちらも2年連続でテリーブラッドショー
2度目の2連覇を果たしたこの年は誰の眼から観ても向かうところ敵なしの強さ

ジャックの家族と自分に対する思いを受け入れたレベッカはその日の内に三つ子を授かることになる

ランダルの娘たちに両親も含めて人間はいつか必ず死ぬと言ってしまったケヴィンは自分の描いた絵を使って繋がりは消えないことを教える

エピソード6
ケイトは新しい職場を探す そこには太った女の子が

ケヴィンは舞台稽古で悲しいシーンが上手くいかないが共演の女優に助けられる

ランダルは学校で才能を見出されて優秀な学校への転校を勧められる
同じ対応が良いと思ったジャックも個性を活かすことに納得 お金のために独立を諦めてミゲルの下に付く

ランダルはアートの才能があるケヴィンとウィリアムに嫉妬 子供の学校の父兄の話でピアノの弾き語りをする

エピソード7
洗濯機が何度も壊れて高級品を買う
アイランドキッチンにリフォーム

ケヴィンは2人部屋を嫌がって地下室へ
アメフトの試合でも掴み合いのケンカ
家の近くでジョギングしてもライバル心丸出し
母親と3人のはずのディナーも結局2人になってケンカ
逆にそれがキッカケとなって地下室で2人でシッターマンを観る

減量が上手く行かないケイトは減量を止めたトビーと距離を置く

マリワナ入りのブラウニーを焼いてもらったウィリアムは以前レベッカに詩集をあげたことをついついベスに話してしまう

エピソード8
感謝祭の伝統
ジャック
レベッカの実家に行く途中車がパンクして5.5km先のスタンドまで歩く羽目に
レッカーは呼べず実家に電話してケンカ
助けは呼べず隣のパインウッドロッジに家族で泊まる
フロントから戻ったジャックが入植者リックのモノマネ
冷えたフランクフルトはヒーターでロースト
みんなでセーターを回して感謝の一言

ランダルは大人になってもずっと今日のような感謝祭をしたいとレベッカにいう

そして今年も家族がランダル家に集まる
ケヴィンは共演者のオリヴィアを連れてくる
ランダルは父親の家にビデオを撮りに行きそこでレベッカからの手紙を発見

集まった家族はみんなで5.5km散歩して入植者リックの寸劇を演じ料理はローストしたフランクフルト
そして毛糸を回した時にランダルは耐えられずレベッカを非難
遅れて来たケイトは胃のバイパス手術を発表するが誰も聞いてない

エピソード9
ランダルの実父を探したいというジャックの強い思いの板挟みとなり
もう自分の知っている住所には居なくなってることを期待してレベッカは再度ウィリアムに会いに行く
ウィリアムの人柄の良さを知りランダルと会わせたら取り返されると恐れる
逃げるように帰ったレベッカはもう二度と会わないのがランダルのためだという手紙をウィリアムに出す

別荘にしてた実家を売ると知って兄弟3人で訪れた
懐かしい昔の思い出に浸っていたところにオリヴィアが元彼と作家の女性を連れて登場

オリヴィアの元彼が持って来たキノコエキスを間違って飲んだランダルは幻想の世界で父親に会い
母親への怒りを鎮める

オリヴィアが自分に関心がないことに気づいたケヴィンは作家の女性と良い仲に

36年間秘密を抱えた母レベッカにねぎらいの言葉をかけるが今はまだハグは出来ないクリスマスに会おうと言って去る

エピソード10
クリスマス

自殺しようとした同僚を思い止まらせたランダル
早めに帰宅した家にみんなが訪ねてくる

ウィリアムはゲイ友に再会

突然トビーが倒れる

エピソード11
マイホーム

三子のため反りの合わない母親の同居の提案を受けようと決め涙を流すレベッカ
陰でそれを見て自分の嫌いな父親にお金を無心することを決心するジャック

心臓発作で死にかけたトビーにプロポーズするケイト

舞台監督からOKが出たケヴィンと
その途端戻ったオリヴィア

戻った女優オリヴィアの舞台復帰を断るケヴィン

エピソード12
ジャックの誕生日を忘れて家から追い出したレベッカ
反省して即席のケーキの元とテリブルタオルを買いエピソード1に繋がる
色々な偶然が重なってランダルはジャックとレベッカの元へ

妻との思い出を捨てられないネイサンK先生
自分の言葉に押されてランダルを自分の子にしたジャックの前向きな行動に勇気づけられて妻との思い出を振り切り新しい一歩を踏み出す

エピソード13
誕生日

ケイトはダイエット合宿へ

初恋の相手ソフィーを10才の誕生日に上手く理由をつけて招待
そしてケヴィンは別れてから12年後に再度ソフィーの元へ

ウィリアムは延命のための薬を効果がないと止める
憧れだったサングラス飲み物を買ってランダルの高級車を運転

ランダルは飛躍のための仕事を諦めて父の買い物に付き合う

原因は明かされないがジャックの死を予告する告別式のシーン

エピソード14

ミゲルが離婚

新婚の頃の家に訪れてその頃の感情を確かめ合うジャックとレベッカ

ケヴィンは元妻ソフィーに猛アタック

ダイエット合宿に突然現れたトビー

エピソード15

ツアーに行くことが決まったレベッカ

ランダルは今も昔もライバルの存在に怯える

ケヴィンは彼女とsex

ツアーに行けないと嘆くレベッカを心とは裏腹に力強く送り出すジャック

ランダルの異変に気付いたケヴィンは初日に穴を開ける

エピソード16

旅に出るランダルとウィリアム
ウィリアムは故郷に帰り
従兄弟に帰らなかったことを詫びる

そしてランダルは父親の最後を看取る

エピソード17

それぞれが抱えるウィリアムへの想い

子供たちが10才になってレベッカはツアーに

母親と和解したランダルは会社を辞める

ケヴィンの舞台は大成功

ケイトはトビーに父親が亡くなったのは自分のせいと話す

エピソード18

ジャックはツアーに出たレベッカが気になって堪らなくなり酔った勢いで車でツアー先に押し掛ける
ベンの言葉に激怒して殴る
レベッカの運転で家に戻る

出会った頃の二人を思い出しながらジャックはミゲルの家に行き暫く距離を置く
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