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野王~愛と欲望の果てのwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

野王~愛と欲望の果て(2013年製作のドラマ)
3.8
12月1日視聴開始。GYAOにて全24話。
クォン・サンウは天国の階段以来。スエはドラマでは初めて。大好きなチャ・ファヨンさんや彼女はキレイだったのコ・ジュニに再会できて嬉しい。
いきなりの衝撃的な場面につかまれたが、12年前に遡ってから暫くは古くさい雰囲気、7話でエッと胸を痛め8話からメインテーマが始まった感。9話は神回、ものすごい展開で面白すぎ。ドギョンの愛馬リサが可哀想過ぎる、ドギョンと一緒に泣いた、そんな目的のために?!天使の顔をした悪魔サイコパス女チュ・ダヘを許せん!中の人スエまで憎い。
美しいドギョンに惚れてきた、どんどんエロくもとい魅力的になっている。
クォン・サンウが復讐を誓ってからは心から応援している。
ジェウン弁護士の恋人コ・ジュニの健気さが胸を打つ。

後半は報復合戦の様相を呈して、引き込まれている。ひたすらスエもといチュ・ダヘの破滅・地獄堕ちを願いつつ。17話〜18話が神回。せっかく演技がぐんぐん良くなっていたユノなのに、なんという脚本、切ない。キムチチャーハンを炒めているドギョンに泣けた。ニューヨーク便の機内で元ソウル市長ソク・テイル(百日の郎君様でのナム・ジヒョンの高潔にして勇敢な悲劇の父親とあまりにも対照的)と糞女チュ・ダヘが交わす悪魔の取り引きに慄然とする。美魔女ドギョンはよくぞハサミを持った、が、もっと確実に悪魔女ダヘにとどめを刺してほしかった。

ドラマはハラハラドキドキの緊迫感に浸れつつ最終盤までイッキ見、没入できた。願わくば、ダヘやソク・テイルの最期をもっともっと悲惨に描いてほしかった。クォン・サンウの復讐も生ぬるすぎ。
最終回の後半は蛇足の感。せっかくの心地よい虚脱感が壊されてしまった。12月8日視聴完了。
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