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人形の家~偽りの絆~のwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

人形の家~偽りの絆~(2018年製作のドラマ)
4.0
1月12日視聴開始、ABEMAプレミアムにて全103話。
マニアックな魅力でわたしを虜にしているパク・ハナがヒロインだなんて夢のようなドラマ。初回から良い人を演じる彼女をしかも100話以上も堪能できるなんて楽しみでしかない。バザー会場で自分の服を燃やして腕が焼けるのもいとわず火災報知器を鳴らす姿なんて被虐美の極致。

母親役のチェ・ミョンギルさんは「金よ出てこいコンコン」と「赤い靴」でイライラさせられたというかお腹いっぱいもとい存在感がすごかったけど、今回もまだ序盤だけどその路線(=諸悪の根源はオマエじゃ!)の雰囲気。

ギョンヘ役のワン・ビンナ、初めての女優さんだけどその妖しい美にあぶな絵のモデルを夢想して見惚れる。

チキン店のコンニム役のペ・ヌリが可愛くて独特の魅力があって気に入った。

どんどんキチガイドラマ化してきて、ギョンヘが強烈すぎて面白くてたまらん。ヨンスクもキチガイ婆婆、会長もキチガイ爺、社長は人非人のキチガイ、女医もキチガイ女狐、すごい世界。
セヨンは天使、天使のパク・ハナをこんなにいっぱい見れて幸せ。
イ室長がどんどんカッコよくなって平岳大に見えてきた。パク・ハナもといセヨンが惚れるのもわかる。

ただ、行き当りばったりのストーリーに登場人物のキャラを合わせようとして、特に会長やギョンヘのキャラのブレが気になって没入の妨げになるときがあるのは惜しい。

52話で1話冒頭の精神病院に連れ戻されるシーンに。ちょうど半分、いよいよ後半。62話、会長の葬儀でギョンヘの衿をつかんで着物をはだけて投げ倒し平手打ちを食らわせて復讐を宣言するセヨンに拍手喝采。

後半、もっと痛快・爽快な復讐劇を期待していたが、停滞気味な期間が多くてダレた感。パク・ハナ目当てのわたしは完走できたけど、脱落する視聴者もいたのでは。

最終盤の衝撃の展開は良かった。チェ・ミョンギルさん渾身の見せ場には胸を打たれた。最終回の抱擁シーンのパク・ハナにキュン。
視聴に2ヶ月以上かかったということは、後半あまり没頭できなかったということか。3月24日視聴完了。
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