クズ中のクズやね。

ウソみたいなホントの話。
ジョンがゴミクズ男だということは間違いないけど、デブラのバカさ加減も見ていて相当なストレスだった。

恋愛にのめり込んで周りが見えなくなってしまうのに年齢は関係ないかもしれないけど、人は歳を重ねるごとに大切なもの、守るべきものが増えていくから、恋愛だけにのめり込みづらくなる、というのが現実だと思う。

デブラには大切に思ってくれる家族、特に子供たち、そして守るべき会社があったのに、あっという間に娘たちの警告も聞かず不審すぎるジョンに夢中になって全てを危険に晒した。

ジョンとうまくいっている時は家族を遠ざけ、上手くいかなくなると娘にすがりつく、の繰り返し。いやいや、こっちもこっちでなかなかのクズじゃない！？

デブラの母親の考え方「赦すこと」は素晴らしいけれど、デブラがそんな母親から学んだことは「赦すこと」ではなく「赦されること」。
どんな間違いでもめちゃくちゃ後悔すれば何度でも赦されると思ってる。腹立つわ〜

と、いうことでめちゃめちゃ面白かった。

ドラマのできがどうこうということよりも、ドラマのラストで語られていたように、ドラマとして見ることでこういうのはやっちゃダメだよなと思えることが大事。

ジョンほどのヤバいやつはなかなかいないにしても、相手の心の隙間に入り込んで傷つける人はそれなりいるし、高齢での再婚の問題とか、自分に優しくしてくれるから別れられないとか、そこから抜け出すのがどんなに大変かということとか、あらためて見せつけられるとおそろしい。
あと、フェスの装備は割と防御力高いということも大発見だった。

結構、メンタル的に悲惨な事件だと思って、ドラマを見終わった後に、実際のデブラファミリーの画像見たけど、それなりイケイケでなんかちょっと安心した。