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偽りの雫のwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

偽りの雫(2016年製作のドラマ)
3.0
7月1日GYAOにて視聴開始、全122話。
キャストは楽しみ。
最初に見たマクチャンドラマで夢に出るくらい恐ろしかった「福寿草」のユンジェがいきなり出て来てビックリ。今回は要潤みたいな明るく気持ちよい演技をしていて、福寿草のときの棒もとい幅の無いもとい無表情もとい感情も動作も内に秘めた演技と対照的、もちろん今回のほうが好き。

ヒロインは、これまた大好きなマクチャンドラマ「私はチャンボリ」のときのジョンラン。あのときはカンネチョンとのコメディパートが楽しくて好印象。ただヒロインというよりも脇で生きるタイプの女優さんだと思う。今回はちょっと無理してるというか張り切りすぎていて空回り気味。でもさとう珠緒似の好きな女優さんなので、見守っていきます。

1話30分ちょっとなのでサクサク進めるのがありがたい。並行して見ている「赤い靴」は1時間を超えるのでしんどい。

復讐モノの怖いドラマかと思っていたので、他愛もないやりとりで進む序盤の雰囲気に拍子抜け。と思っていたら、ギョンジュがきちがいすぎてやることがシュールすぎる。見た目は泉里香さんみたいでイケてるのに、心はサイコパス。このきちがい女にすっかり手懐けられた姑、心臓病の母、腎臓病で移植手術を待つ母、手術費用の持ち逃げ、腹違いの兄弟、孫の替え玉、夫婦や家族で隠し事だらけ、アホでマヌケなヒロイン、韓ドラの様式美が揃ってきたぞ。

ただ、脚本が登場人物と同じく単純というか幼稚というかバカバカしくて感情移入できない。ドラマ世界に没頭して心を揺さぶられたいのに。今15話だけど、正直、続けるか離脱するか迷っているところ。
チワン(ヒョン・ウソン)が松岡修造に見えてきた。

ヒロインが妊娠した20話あたりから物語が大きく動き出して、面白くなった。さいごまで見届けようと決めた。ジョンウォンの中の人ウ・ヒジンが貫地谷しほりの顔になるときがある。眼のメイクが変わってから栗原小巻やキム・ヘオクさんに見えて好印象。
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