延々と歩く

ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路の延々と歩くのレビュー・感想・評価

ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路(2019年製作のドラマ)
3.7
 アメリカ・イタリア・メキシコを舞台に、麻薬密売にからむ人物たちが悪戦苦闘するお話。

 「近年もっとも過小評価されてるドラマシリーズ」とのことで、確かに面白かった。序盤のクールな雰囲気がたまらない。アンドレア・ライズボロー演じる裏社会のキャリアウーマン(?)ぶりもよかった。

 共同監督のなかに「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」のステファノ・ソッリマが入っており、彼にとってはデビュー作「バスターズ」以来ひさびさの傑作だと思う。

 中盤でイスラム過激派が出てくるとこなど、言いたいことは分かるけど迷走してる感じも。ラストの落とし方ももう少しバシッとしたものが見たかった。シーズン2をやりたいのは別にいいけど、とりあえず今回はリミテッド・シリーズ的にスッパリしてた方が良かった。まあそういう終わりでもあるのだが。
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