このレビューはネタバレを含みます
ブログも結構前に読んでました。また読み返してみようかな。
女子のよくある会話がずーっとだらだら続くドラマです。毎話、主人公の「私」が家を出て満員電車にゆられて職場の最寄駅についてマキちゃんと合流、更衣室で同僚たちとおしゃべりして、ランチは食堂で、夜はみんなとご飯に行ったり駅ビルアトレに行ったりジムに行ったり…
皆さんもきっと思ったりやってるあるある（笑）って事が断続的に続いて、大きな事件なんかはないのでそれが良く気負わずにだらだらととても楽しく観ました。
特に、上司の「羽田」と「せかし」の話をしている時の悪口が笑えました。あんな感じの会話、正直よくします（笑）ブラックジョークというか結構言い過ぎて馬鹿にする事でストレス解消してるんですよね、あるあるです。
また、サエちゃんの空気読めなさに「…」となってしまうのもあるあるです。だけれども決して悪者にはしない感じも。
最後の結末はこれまでの空気とはガラッと変わって、ちょっと切なくなっちゃいました。よくこういうのってあるけれど、てっきり「また明日もこういう日が続いてくんだよね」とかそんな感じの雰囲気で終わると思っていたので。
もしかすると、バカリズムさんが街で見かけた4人組に「私」を追加して考えたお話なのかな。
日本のどこかで、「私」、マキちゃん、小嶺様、酒木さん、サエちゃんたちが仲良くずっとあんな風にいてくれる気がしてます。結末は「私」が消えてしまったけど（そもそも私はいなかったのかもしれないけど）、そう祈ってます。
