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いとしのクム・サウォルのwhochanmisakiのネタバレレビュー・内容・結末

いとしのクム・サウォル(2015年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

8月2日視聴開始、GYAOにて全51話。
「金よ出てこいコンコン」で好きになって、「傲慢と偏見」でガッカリしたペク・ジニに合ってそうな役柄。実父オ・ミノ役パク・サンウォンは「たった一人の私の味方」で好印象、ただ序盤の子役時代の若作りは無理があるかも。ソン・チャンミンの妻シン・ドゥゲ役チョン・インファさん、パク・サンウォンの妻ハン・ジヘ役ト・ジウォンさん、お名前は知っていたけどドラマでは初めて。ト・ジウォンさんって石田ゆり子さんに見えるときや黒木瞳さんの表情するときがある。酒井和歌子さんや松原智恵子さんにも似てるときあり。韓ドラ女優っぽくないところが新鮮。チョン・インファさんは美しくて表情の演技が上手い。

まだ子役時代だけど、パク・ウォンスク演じる姑がウザすぎ。「皇后の品格」のときはあんなに優しくてカワイクて大好きだった太皇太后さまなのに今回はクソババアすぎる。息子のソン・チャンミン演じるカンマヌもクソ男。何より腹が立っているのは華奢な美少女設定のヘサン。大人に媚びてサウォルを陥れて、最低の子。こいつが大きくなって地獄に堕ちるのが最大の楽しみ。6話でこいつはサイコパスと確信。なぜ建物崩落で死ななかったんじゃ!7話のヘサンの嘘、許せん。脳の血管がブチ切れそう。実の父親が自分の命を犠牲に助けてくれたのに、悪者に仕立てるなんて。ヘサンとマヌは人非人。サウォルよ、顔をかきむしって血塗れにして泣かしていいぞ。悪夢にうなされるヘサン、ざまあ。嘘吐きまくりのヘサン。舌を抜くぞ。8話でもサウォルがつくった工作の家を自分の作品にするし、嘘吐き少女ヘサン、コンクールでズルがバレると父親を嘘と涙で騙すし、こいつは悪魔。何かに取り憑かれたかのように、どの場面でも嘘を吐いているヘサン。他人を陥れる嘘なので悪質。嘘を吐きすぎて寄り目の得意顔が異常者のそれ、ヤバい。悲惨な最期を切望。養母ハン・ジヘが真っ当な子育てのできる人で良かった。父親オ・ミノは親バカで駄目。子役時代でこんなにのめり込めたのは「チャンボリ」以来、いや、チャンボリを超えてるかも。ところで、子役のサウォルが「マイガール」のパク・シヨンに似てる、でもあんなふうにはならないでね。
8話終盤からペク・ジニのサウォルに交代、建築現場でヘルメット姿でテキパキ指図、可愛い、けどポカンとしたアホ顔のときあり。ヘサンがどうなっているかドキドキ→普通の意地悪女になり下がっていて拍子抜け。悪魔が憑依していた少女時代が恋しい。
嬉しかったのはオウォルがイ・ホンドとして成長して母親になっていたこと。子役のときからいちばんお気に入り。「いとしのソヨン」のホジョン(チェ・ユニョン)みたいに見ているだけでhappyになれる。これまた大好きなユン・ボギンさんがホンドの姑、たくさん見れそうで嬉しい。子どもが何と「チャンボリ」のピダン(キム・ジヨン)だ、ナム・ジヒョンみたいな女優になれそう。旦那さんが「チャンボリ」のカンネチョンの人、面白くなりそう。兄セフンが佐藤隆太に見えて笑ける。父親はいろんなドラマですっかり馴染みのアン・ネサン、小倉一郎さんみたいな雰囲気。
やっぱりヘサン(中の人はパク・セヨン)は人間のクズだった。帰国したとたんに盗作、「まだ悪い癖が残っているの?」とペク・ジニ怒る。こいつとマヌの破滅だけを楽しみに最後まで見届けるぞ。姑のパク・ウォンスクさんは愛嬌があるから許す。父オ・ミノが親バカでぼんくらでイライラする。
10話、マヌの息子チャンビン(子役がお気に入りだったけど)の演技にも慣れてきた、ええヤツ。終盤の断崖での迫真のロケが見モノ。足裏の痣に気づいたチョン・インファもといドゥゲの美しい胸チラ。わが子と気づいてくれた嬉しさに鳥肌が立った。子役時代よりさらに面白くなってきたぞ。11話、サウォルを守り抜くと決意したドゥゲ。味方が二人に、嬉しい。松の木事件。クズ男マヌ。アホ女マリ。サウォルがつくった猫の小屋を蹴り壊すクソ女ヘサン。ころっと騙されるアホ男セフン。宝石騒動。クズ女ヘサンの嘘に周りは気づけよ。
亡き父の絵画。ホンドことオウォルが監視カメラのビデオで、糞悪魔少女ヘサンが実父園長と自分を閉じ込めているのを見る!16話、ホンドにバレてしまったヘサン、跪いて嘘を並べて許しを請う。サウォルは死んで葬式にも出席したのだと。そしてホンドを抱きしめるヘサン。胸糞、中の人まで嫌いになった。目つきも口元も悪人相。ころっと騙されるホンド。サウォルには、ホンドはカネのために自分を脅迫しているのだと嘘を。あちこちで違う嘘を吐きまくっとる。破綻したときが見モノ。18話、ホンドがヘサンを平手打ち、ざまあ。ひよこ。チャンビン、サウォルが鳥の巣箱の女の子だと気づく。ひよこにオウォルと名付けたことから、サウォルに気づくホンド。オウォル、手の内を明かしすぎ、サウォルよりもアホすぎ。20話、オウォル、4階のヘサンが勝手に工事変更した場所から墜落、意識不明。慌ててそこを壁で塞いで、オウォルのダメ夫シロを買収して嘘の証言でサウォルに濡れ衣。ところで、意識不明のオウォルに付きそう娘ミラン役のキム・ジヨン、泣きの演技が上手くて、ペク・ジニがすっかり大根化。サウォルを強く抱きしめるチャンビン。オウォルの意識戻る、出た〜記憶喪失、知能は5歳レベルに。「いとしのソヨン」のホジョンというよりも「福寿草」のスエ(大好き)になってしまった。産着を盗んで燃やす嘘の化身ヘサン、すっかり悪相に。ドゥゲ、オ・ミノにヘサンは娘ではないと明かす。マヌ母、マヌがドゥゲの父を殺したとマリから聞く。マリとマヌ母のパート好き、マリ可愛い(=^・^=)。次から次に事態が移って、特に20話以降、皇后の品格と同じく格調は高くないけどB級グルメ(大好き)の面白さ。オ・ヘサンが狼狽えたり焦る場面にちょくちょく出会えるようになってストレスが緩和される。24話、せっかく入水した嘘泣き女ヘサンをなんでセフンは助けたの?放っといたらこの世から消えたのに。実の父親を殺しといて今さら泣き言、顔も心も偽物ヘサン。サウォルからチャンビンに初めてKiss。25話、食事中のセフンの口に靴下を押し込んだホンドにユン・ボギンさんとペク・ジニが演技じゃなくて爆笑、楽しそう。シロからもマヌからも脅迫されるヘサン(化粧が変わってヘサンがオ・ナラさんみたい)、ざまあ。チャンビン毎回ペク・ジニにKissするようになったぞ、調子乗りすぎ。26話ラスト、サウォルついにホンドがオウォルとわかって抱き合うふたり、感涙。狼狽えるヘサン。オミノの金庫を破るヘサン。サウォルも17年前のビデオで悪魔少女ヘサンが園長とオウォルを閉じ込めるのを見た。サウォル拉致。28話、婚約式ぶち壊れ、マリやマヌ母たちのお葬式ファッション最高。ヘサンざまあ。あまりに愉快で繰り返し見た。頼れるアン・ネサン。頼んない役を見慣れていたので嬉しい。早くオウォルと親子にもどってほしい。29話、ドゥゲの手下になってヘサンを見張るマリ、最高。神回続き。一難去ってまた一難。30話でサウォルが「オ・ヘサン、あなたはそんな人だったの。こんなことはいけないわ」って、園のときからヘサンの嘘と人非人ぶりをさんざん見てきたのに、今頃こんな眠たいことを、アホか。うまいこと苛つかせてくれる。31話、美容室でシャンプー中のヘサンをマヌ母とマリが無茶苦茶洗いするシーン爆笑。穴や粗だらけの脚本だけど面白いから許す。ああ、嘘吐き女ヘサンが登場すると反吐が出そう、憎悪の感情が掻き立てられる、ヴィンチェンツォのミョンヒみたいな酷い最期を切望。ドゥゲ父シン・ジサンがせっかく生きていたのにマヌに復讐する前に亡くなるとは。34話までは怒涛の展開。セフンがヘサンを本気で好きな設定にはシラケる。嘘吐きヘサンの悪事の数々を見てるのにありえん。セフンまで嫌いに。こいつらのシーンだけ早送り。セフン父ギファンまで35話でヘサンの涙にころっと騙される、コントか。こいつらのせいでスコア下げた。ホンド、記憶が戻っても、元々アホ女なので攻撃力無し、というかオウォルをこんなダメ女設定は駄目だろう。中弛み。36話、ホンド夫のシロはクズの中のクズ、胸糞。嗚呼、目の前にいた父ギファンなのにヘサンに拉致されたオウォル。シロのせいでブレーキの壊れた車が暴走、横転、瀕死のオウォルを見捨てたヘサン、爆発、オウォル死す、こんな死に方をさせる脚本家も鬼畜。狂女ヘサン、何食わぬ顔でセフンとギファンを両親に紹介。葬儀。んっ?車が爆発して遺体も無い?一縷の望み、韓ドラ恐るべし。嘘と言い訳の塊ヘサン、生き地獄でもがけ。ギファン、ヘサンの嘘にころっと騙されといてホンドが死んでから泣いても遅いんじゃ、ホンドの卵焼き食ってるけどもう腐っとるぞ。セフンついにヘサンと結婚、阿呆か。ギファンが建てた家の中に巨大なオウォルの写真(子役オウォル可愛い)、セフンはオウォルの兄なのか、驚愕するヘサン、ざまあ。開き直ったドゥゲ、カッコいい、復讐も最終段階へ、無双してくれ。40話ラスト、鳥肌、いちばん感動、オウォルの父親がギファンと知ったサウォル、ホンドがわが娘サウォルと知ったギファン、アン・ネサンと一緒にわしも泣いた。嘘吐きヘサンの正体に早く気づくんだ。結婚したセフンは大馬鹿者。41話、孫のミランとウランと一緒に過ごすギファンを見てると嬉しい涙が溢れる。ヘサンめ、八つ裂きにしても足りん。ドゥゲ、ギファンにサウォルが娘でオミノが父親と打ち明ける。セフン、やっとヘサンを追及。玄関にオウォルの人形が。怯えるヘサン。悪者たちの悪事が裁かれ無残な最期を遂げるパートに入ったみたい、楽しみ。ヘサンの気狂いぶりが面白すぎ。サウォルとチャンビンの結婚式、ヘサンはマヌ母に倉庫に閉じ込められてザマア。ヘザー・シン→ドゥゲに戻る、神々しい。マヌとマヌ母の悪行の数々を暴き両親を殺された恨みをぶつけるドゥゲ神、マリと娘たちにも恨みつらみをぶつけるドゥゲ神、逆らえば天井のシャンデリアを落とすという準備万端のドゥゲ神、ものすごい迫力。15分近くのチョン・インファの熱演、惚れた。オ・ミノもサウォルが実の娘と知り愕然。修羅場から愁嘆場に。オモロすぎ、繰り返し楽しめる43話は神回。ドゥゲ神を全面支持(^O^)v サウォル、早く実母ドゥゲの恨みに共感してやるんだ。チャンビン、会社の存亡の前に早く父親マヌに罪の償いをさせるんだ。マヌ取締役解任、一家のカード停止、住む家無くなる、愉快痛快爆笑。さあ、次はクソ屑女ヘサンの成敗だ。ゾンビ化オウォルとアン・ネサン頼むぞ。オウォル「わたしを3回も殺したオ・ヘサンは殺人罪で罰せられるべきです」とドゥゲに。セフンも妻ヘサンを追い詰める。47話、オウォル、せっかく隠れてるのに子どもたちに会いに行ってヘサンに見られてる、間抜け。ハン・ジヘは頑固なエゴイスト、ドゥゲの邪魔をするな。サウォルも小学生か、何が悪の連鎖を絶つじゃ、マヌは法で裁かれ厳罰に処されなくては。チャンビンは結局、甘やかされの駄目男だったか。子ども時代のほうが輝いていたぞ。アン・ネサンは何回自分を責めて泣いているんだ。チャンビンとサウォル初夜。なんかぐだぐだになっとる、もどかしい。ヘサンついに取り調べ、しぶとい。轢かれそうなギファンを飛びついて救う娘オウォル、再会。良いシーンもあるのに終盤の筋が粗く編集がチグハグで実に惜しい、たぶん制作日程が押してたのだろう。49話、またオウォル、子どもたちを学校に送ってマヌ母とマリに見られた、間抜け。と思ったら大変身。裁判場面は満足、ヘサンの罪が暴かれザマア。逃亡ヘサン。ハン・ジヘ途中からほんま邪魔。マヌの手抜き工事、博物館で事故、ドゥゲ車椅子に。51話最終回、ヘサン懲役5年、軽すぎ。マヌとヘサンが出所後のエピローグが良かった。シラケさせずにうまく皆んな登場させて満足。サウォルが建てた新しい黄金園、子役の3人にも会えたし、やっぱりオウォルがいちばん可愛い、ヘサンは口が悪魔で目が狂気。母娘が抱き合うエンディングに温かい気持ちになれた。8月13日視聴完了。

クム・サウォルは尻が小さくて脚が華奢で可愛くて裏表がなくて半開きの口で適度にアホもとい無邪気で警戒心がなく正義感が強くて気持ちを表すのが下手でバカ正直で不器用で、ペク・ジニにぴったり。困り顔を見てるともどかしさにイラつきながらも胸がキュンとする。

キム・スノク脚本はエンタメの極致。ドラマ世界にどっぷり浸れて最高。並行して見ていた「赤い靴」がおルスに。
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