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笑ってトンへのwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

笑ってトンへ(2010年製作のドラマ)
3.8
「吹けよ、ミプン」を見終えてからすぐに9月14日視聴開始、GYAOにて全159話。
序盤、明るく楽しい雰囲気で見やすい。次回にどんどん進める。隠された人物関係も視聴者にわかるようにしてくれているので、「ミプン」と同じく登場人物たちが真実を知る過程を安心して見届けられそう。

キャストも満足。「ソヨン」で気になっていたパク・ジョンアが局アナのユン・セワ役でたくさん見られそうで嬉しい。トンヘは「怪しいパートナー」以来。トンヘのほうが生き生き爽やかで良い。ト・ジウォンは「クム・サウォル」のときちょっと苦手だったけど、今回は特殊な役みたいで温かく見守れそう。カメリアホテル副支配人キム・ドジンの中の人は「たった一人のわたしの味方」で好印象、今回は対照的な役みたいだけどこの人で良かった感。ホテル社長役のチョン・エリさん(近頃見た「偽りの雫」で急性腹膜炎のため途中降板は残念だった)はいつもながら気品があるし、その夫キム・ジュン局長役の人は「お父さんが変」でソン・オクスクさんとの楽しい夫婦役、犬のチコを溺愛、爆笑させてもらったのが懐かしい。ユン・セワの母親ピョン・スルニョが綺麗でコメディエンヌぶりも楽しく、娘ユン・セヨンもお茶目で可愛い。そしてヒロイン?のイ・ボンイが最初は見た目でちょっとがっかりだったけど、キャラと演技でどんどん好きになっている。中の人オ・ジウンは「吹けよ、ミプン」の悪女パク・シネ役を足首靭帯破裂の怪我でイム・スヒャンに交代したので、ちょっとしか見たことなかったけど、今回ステキな女優だとわかった。あとボンイの調理師仲間のスネが人懐っこくて気になっている。

13話で知的障害のあるアンナをドジンに見られたくなくて車から降ろして一人で帰らせるユン・セワに怒りが湧いた。その前まではけっこう共感できたのに。その後も許せない言動が続いて、こいつは上昇志向が強いというよりも、嘘を吐きまくって他人を利用し平気で傷つける本当に悪い女だと確信。計略をめぐらすときに実に悪い顔をする。中の人パク・ジョンアまで嫌いになった。30話の婚約発表のときの自分の失態に逆ギレしてボンイを平手打ちした時点でこいつは人間じゃあない。32話でアンナをまた置き去りにして脅す、もう許せん、この醜く浅黒い肉塊に反吐が出る。その後もこいつが映る度にイライラして憎しみを覚える。今までチェユラ、ヨンミンジョン、ファンセヒ、オヘサン、カンミジョン、チェ尚宮など恐ろしい悪女たちに出会ってきたが、今回の屑女ユン・セワは恐ろしさは無いが性格が最悪、顔を見るだけで嫌悪感が湧く。こんなイヤな女は初めて。惨めな最期を遂げよ。

トンヘ、選手生命を絶たれたのは気の毒だけど、クソ女ユン・セワへの未練が酷すぎて見ちゃあいられない。短気で大人の男らしくなくて全く共感できず。今度はボンイの父を勝手にジェームズと思い込んで暴走するし。短絡的で頭悪すぎ。トラックに積んだ大切な白菜を傷めて駄目にしたのは絶対に許せない。おまえもバチが当たれ!→その後、改悛したから許す。その後、心は清らかなことがわかったから応援する。

副支配人キム・ドジンは28話でわざとCCTVのビデオを消してトンヘを困らせた時点でホテルマン失格。最悪の性格のユン・セワを愛する最悪な男。こいつも母親ホン・ヘスク社長も金持ちか知らんけど人を蔑む卑しい心の持ち主。転落を望む。

たぶん本物のジェームズであろうキム・ジュン局長は公平でまともな判断力の持ち主。ちょっと頑固なだけ。妻ホン・ヘスクを山中に置き去りにしたのはナイス!屑女セワに疑いを抱いたのは流石。

双子妊娠や司法試験のパンツ騒動や司法浪人と女子学生の結婚やバツイチ同士の恋…etc.脇の人たちに楽しませてもらおう。ユン・セヨンに毎回会えるだけで幸せ。

31話、糞女セワに仕返しの平手打ちを食らわせたボンイに拍手。36話、ボンイは阿呆か。ドジンに屑女セワの過去をブチまけてやればよいだけなのに、何を躊躇っているんだ。38話、人間の屑セワの結婚式で産気づいた可愛いセヨンに爆笑、拍手。
韓国ドラマの悪意による隠し事や嘘にはそういう社会なんだろうと慣れたけど、悪意のないちょっとした事情の説明すらしないために行き違いが生じることが多くてイライラする。糞屑女セワがホテル副支配人に乗り換えて短気男トンヘとの婚約を破棄したことなんて30話あたりで阿呆ボンイか短気男トンヘがキム・ジュン家に話せばよいだけだったのに。
副シェフ ペク・ユジン登場。聡明そうで美人でセクシー。お子ちゃまボンイを「ポン」と呼ぶユジン、サイコウ(=^ω^=)
正々堂々と勝負するトンヘ、最初から策略陰謀を巡らせる身も心も浅黒い糞女セワ。そしてエエやつだけど魚の脳味噌のポン。
明太子とワカメのパエリア、不味そうなんですけど。
47話でポンがユジンへの見せつけでトンヘの口に吸いつくわ、48話でポン母は家政婦先の主人が敵キム・ジュンと知って怒り爆発、錯乱、大暴れ。次から次へと楽しませてくれる。50話からセワの嘘とごまかしが綻び始めて、狼狽え焦る顔が実に心地よい。清廉潔白(ありえへん)と信じていた妻セワの嘘が次から次へと露呈して傷つき苦しむドジンが見れて愉快でたまらん。セワの嘘が一気に露呈、大荒れドジン、窮まったセワ。憔悴しきったセワが見れてゾクゾクする。すべては嘘に嘘を重ねて夫を騙しトンヘたちを陥れた自分のせい。セワよ、さらに苦しめ!ピンチになるとすぐ倒れる芝居をするセワ、傍迷惑にも程がある、腐れ女め。巻き添えを食らうトンヘが気の毒。逆ギレしたセワ、妹セヨンを派手に平手打ち、気狂い女。58話ラストで黒い嫁セワの荷物を全部実家に送ったチョン・エリさんもといドジン母、素早い行動、グッジョブ。が、執念深い蛇女セワの逆襲が始まった。金持ちに執着するのは勝手だけど、トンヘたちを平気で利用し濡れ衣を着せ陥れるのが許せん!あゝ、セワが映るだけで不快、顔も猫背気味の姿勢も醜い心も全て大嫌いな蛇女!64話冒頭のトンヘを悪者にしたとんでもない作り話をキム・ジュンにする悪相のセワにムカつく。66話はアンナとジェームスの束の間の再会とトンヘの優勝で神回。
ポンの叔父ピルチェ、しつこすぎてウザくなってきた。ポン兄テフンも屑夫。セワの先輩シンPD、最初から気持ち良い男、声も表情も好感、もっとドラマに出ればよいのに。
71話、27年ぶりのアンナとジェームスの語らいに感動。そんなアンナを騙す悪者顔の醜いセワ、諸悪の根源。72話でも苦悩している義父ジェームズ=キム・ジュンに嘘を吹き込むし。自分のことしか考えない糞女セワが死ぬほど鬱陶しい。嗚呼、キム・ジュン交通事故(涙)、トンヘが息子と知った矢先。トンヘが輸血。蛇女セワは義母のためにトンヘがつくった弁当を捨て、悪者を雇ってトンヘを罠にはめる。77話、意識回復したキム・ジュンがトンヘを愛しそうに見つめ抱きしめて耳元で謝るシーンに感涙。邪魔するセワとドジン。病室の暗闇よりも真っ黒いセワ。84話、ドジン母ヘスク社長の気持ちを理解はできるが、だからと言ってアンナを脅すのはお門違い。昔、キム・ジュンをアンナから奪うために自殺未遂までして結婚させたオマエのせいじゃ、屑女。自益のために他人を平気で傷つける蝮セワも屑ヘスクも馬鹿ドジンも大嫌いじゃ。
ポン父のキムチ工場、事務所のラックに白菜を山積みとか、ドラマスタッフいい加減すぎ。89話、キム・ジュン、しっかりしろよ、おまえの優柔不断八方美人でどっちの家族も傷ついているぞ。90話ラストでトンヘやっとキム・ジュン局長がジェームズだったのかと気づく、あれほどヒントがあったのに鈍すぎ。馬鹿ドジンはさらに鈍くて、皆んなが知った最後に95話でやっと真実を知る。屑ヘスクはトンヘに「ドジンがすべてを知って傷ついたらあなたを許さない」と気狂い思考。100%被害者のトンヘとアンナを脅迫するなんてどうかしている。自分の兄とわかったトンヘを殴る気狂いドジン、「料理サバイバル」本番前なのに。殴る相手はオマエの父親じゃ。母ヘスクも息子ドジンも本当の精神異常者。トンヘを探しに行くポンを手伝うユジンnice! セワたちが隠していることを度々口を滑らせてくれるセヨンは天使。キム・ジュンよ、気狂い妻から息子たちを守ってやれよ。あんたには失望した。
手に汗を握ったジェームズ探し編を終えて、101話から会長夫妻の娘探し=アンナの両親探し編かな。空港に着いた会長夫妻に続いて現れたユンセワの満面の笑み(キム・テヒのような目のメイクが癪に障る、テヒに失礼じゃ!)に虫唾が走った、しぶとい女、蝮女。馬鹿ドジンは尻ぬぐいを母親にさせるマザコン屑息子。自分から殴りかかっておいてポン叔父ピルチェを告訴するとは、虫ケラ以下の母と子。会長夫人マルソンの秘書がものすごく感じが良い、市毛良枝さんみたい。料理サバイバル決勝戦、TVを通じてポン父にお礼を伝えるトンヘに感動、涙。それに引き換え、馬鹿ドジンの馬鹿さかげんが哀れ。会長夫妻の娘がアンナということを知ってまた悪巧みする醜悪女セワ、早くこいつの破滅を見たいのに。馬鹿ドジンが会長からキムチ事業を任されて、ポン父の技術を盗み、空威張り、空回り、ほんと馬鹿。テボンキムチ頑張れ!
馬鹿ドジン、腹黒女セワに「君の顔を見るだけで鳥肌が立つ」と離婚訴訟グッジョブ。誰からも相手にされなくなる屑女セワを見たい。ヘスク社長も嫉妬と怨恨に取り憑かれた醜く恐ろしい人間になってしまった、が、腐れ女セワに「信じられないのはあなたの本性を知ったからよ」と言い放ったのはグッジョブ。会長はわるい人ではないけど頑固で耄碌気味、歯がゆい。117話でヘスクも完全にセワと同じ穴のムジナに。許せん、腐れ女ヘスク。120話、腐れ女ふたりが束の間、手を結んだか。早く地獄に堕ちろ。ポンの母親ソノクも鬱陶しいババア。目先の欲で動いて倫理感に欠けるところは腐れ女セワと同類。頭がわるい分よけいにイラつく。オマエが鍋を転がしたせいでアンナが尋ね人広告を見損じたじゃあないか。腐れ女セワはバイトを雇ってテボンキムチ通販で大量キャンセルして妨害、許せん。会長よ、きちんと対処してくれてありがとう。腐れ女セワ、ざまあ。
アンナと会長夫人マルソンのシーンで心が洗われる。キム・ジュンはアンナが会長夫妻の娘と知ったのになぜすぐに知らせてあげないの、意味不明、ポンコツすぎる、なんで局長が務まるの。それにしても腐れ女セワはよくもまあ口から出任せの嘘で言い逃れることよ。馬鹿母ヘスクもさんざ悪事を重ねといてバレると馬鹿息子ドジンの胸で泣いとる、ホント救われようのない腐れ女共。怒涛の展開にドラマ世界に没頭、「福寿草」と違って人を殺して口封じとかが無いのがよけいに胸クソ悪い。腐れ女共の狼狽え焦る姿が増えて飯が美味い。128話で40年振りの親子の感動の再会、抱擁、涙、わたしも感涙。ショック状態の腐れ女セワとヘスクと馬鹿ドジンを見ていると愉快で堪らん。だが、まだ30話も残っているぞ?

オープニングの最後に映る7組のカップルとアンナや子どもたちの画像から心温まるホームドラマ感がものすごく伝わってきて、癒やされつつ実際とのギャップに毎回とまどっている。4人の笑顔のポスターも韓ドラ恒例の完全な詐欺・騙し。

最終テーマはホテル経営みたい。アンナは実母マルソンと幸せな日々。トンヘがスーツ姿で活躍。河馬もとい馬鹿ドジンはうざいキム・ソヌ会計士と結託してホテルを自分たちのものにしようと策動。トンヘたちが誠実に真正面から仕事に取り組んでいるときに、馬鹿河馬息子ドジン一味は裏で悪巧み・陰謀を企てるしか脳が無い奴ら、腐れ母ヘスクも息子の不正に加わる決意、腐れ親子。国税庁に嘘の内部告発をし140話で脱税容疑で会長が検察に取り調べ。ホテルを守るどころか壊している馬鹿河馬ドジン。腐れセワは離婚してから妊娠発覚、オモロすぎ。社長ヘスクは恩義のある会長夫妻を私利私欲のために裏切っておきながら、逆恨みしてマルソン夫人を詰る、何とさもしく醜いことよ。セワが妊娠して母性に目覚めたのか144話で妹の双子の子守り、悪相が消えて拍子抜け、悪口が書けなくなったではないか。馬鹿ドジンはほんと馬鹿、河馬の脳味噌、そのくせ威張り散らして他人を蔑んで最低の副社長。河馬ドジン、頭の悪い犯罪者の末路は哀れ。ヘスクは良心の葛藤がうかがえるので許す。

次が気になって睡眠不足、「福寿草」のときと同じ、ということは極上のエンタメの証。
155話の株主総会での大逆転でこのドラマはわたしの中では完結。

10月2日ついに最終回159話を見終えた。ふー、長かったー。
恐れていたとおり、1年後のエピローグではセワもドジン(服役していたんじゃあないのか)もあの悪事の数々は無かったかのように温かく迎えられてガッカリ。
エンディングの集合写真に秘書さんたちやホテルのシェフたちも入っていたのは好感。

腐れ女ユンセワの悲惨な最期が見られたらスコア4.5以上、万が一こいつまでハッピーエンドの輪の中にいたら最低スコアにする予定。だったが、うーん、迷いつつ少しの減点とした。
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