浅野公喜

35歳の少女の浅野公喜のレビュー・感想・評価

35歳の少女(2020年製作のドラマ)
3.3
子供の感性を持った主人公vs現代といった感じで、主人公が持ち前の純粋さで生きることで現代が抱える問題や一部歪んだ価値観を浮き彫りにしていく展開はある意味痛快です。

現実では余り聞く事のない女言葉がやたらと使われていたり(他のドラマでも言える事ですが)、最終回の急ぎ足且つちょっと都合が良過ぎる展開等が気になった点。また、Youtuberになる設定は面白かったのですが、それも中途半端なまま終わり、動画内でレポーターやアナウンサー的役割を担ったり、「長く眠っていた中身少女のアナウンサー志望の女性」という稀少性やイメージを売りにして有名になり仕事を得るきっかけを掴んでいく・・という展開でも良かったのではと考えてしまいました。
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