俺の家の話のネタバレ・内容・結末

「俺の家の話」に投稿されたネタバレ・内容・結末

なんの気無しに見始めたものの、涙笑涙笑を繰り返し。とてもよかった。
宮藤さんの作品らしさが詰まっていて、
社会の問題をテーマにあるあるを描いてくれる。笑っちゃう風刺も交えたり。

見どころはたくさんあるけれど、
厳格な父に長男として厳しく育てられた主人公が、大人になってからしっかりと向き合って知る父の顔というものに、グッとくるものがあった。
怖い父親というものは、嫌なのだけど、でも歳をとって優しく柔らかくなってしまうのも少し寂しい感情や複雑な思いがそこにはあったりする。優しいことはいいことなはずなのに、強くあってほしいとか思っちゃうもの。
それを長瀬さんが一人称でポロポロとこぼすのが、なんだか自分の気持ちと重なって考えてしまうものがあった。

あと、死を迎える時って取り乱すという感情もある一方で、案外お葬式のこととかを考え始めていたり、どこか冷静な自分ているわけで。仕事を減らしておいたりとか。あえてそれって話したりするのも縁起が悪い気がして遠ざけるものだけど。
それも演出されていて、意外と周りもそうなのかもしれないとおもった。

もうひとつ自分のメモがわりに…
育休を取って一年子供の面倒を見る父親(他人の旦那)に対して、さくら(戸田恵梨香さん)がはじめはいいなぁって言うのだけど、考えてるうちに「無理」と連発するシーン好きだった。この気持ちもすごいわかる。
至れり尽くせりって1日でいいと思っちゃうというか、関心を持って接してくれるのはとても素敵でいいことだけど、求めていない自分もいる。多分満ち足りたら、その人に興味がなくなっちゃうみたいなことなのかな。
育休とか旦那さんも育児に手助けするとか、世間では良いとされている風潮が今かなりあるし、極端に言ったらそれが正義になっているけど、
本当はそう思わない家庭あったっていいんだと。
何がいいとか、何が悪いとかじゃなく、それぞれが考えることが大事なのに、右向け右で、強い方に皆んなが靡いてしまうこと。そういうのを感じた。そこに前妻の教育方針まで、垣間見えるというか。

キャラクターの像が細かく設定されていて、人間心理にも迫るものがあって、細かく表現された内容がとても良かった。またみたい。
TBS放送で、クドカン×長瀬というもはや間違いない布陣のドラマ。
能とプロレスを絡めて、家族の介護の話をこんなにも面白おかしくハートフルにまとめられるのは、やはりこの人ならではだと思った。

長年疎遠になっていた実家に、父親の介護のために帰ってきたプロレスラーの主人公。
能の人間国宝である父親が認知症になっていくのだけど、とにかく暗い空気にならない。
いや、介護の現実なんて想像を絶する厳しさだと思うのだけど、そんなの承知の上で「介護はイベントと思うこと」というスタンスが全編を覆っているのが非常にらしい。

全体の話の組み立てが素晴らしいのは当然ながら、個人的に地味に凄いなと思ったのが、さくらが山賊抱きにときめくところ。
あんなのよく思いつくなぁ。

カラーギャング、ビューティフルライフ、スーパー世阿弥マシンというネーミング、長州の「切れてない」、過去のクドカン×長瀬ドラマ出演者のワンポイント起用•••小ネタの数々に笑ってしまうな。

そして、あの最終回は誰が予想できただろうか。
父親が亡くなるまでの話ではなく、主人公が20数年ぶりに実家に戻って、バラバラになった家族をまとめて、亡くなるまでの1年間の話だったということがここでわかる。

これはジャニーズを退所して裏方に回る宣言をした長瀬智也のために、クドカンが用意した花道だったんだと感じた。
隅田川とのリンクだけでも流石だなぁと思うのに、リングから消える長瀬、からのリングに残されたマスクというラストは本当に震えた。
まさしくクドカン×長瀬ドラマの集大成だと思った。
これほどネタバレNGなドラマもなかなかない!!!
と言いつつネタバレ踏んでたので笑、ドラマの初回から寿一死んでるものかと思ってたけどさすがにそうじゃなかったね!
「最終回のファーストカットから」の間違いでした。
「まだ生きてる?えっ生きてるよね!?」と本編ずっと思いながら見てたら疲れた😂
長瀬智也の最高傑作。
西田敏行もハマり役すぎてずるい。
じゅじゅのマイウェイは祖父と重なって嗚咽するほど泣いてしまった。
クドカンの家族のお話!新境地!切っても切れない親子の仲のなんとも美しい書き方。見事。
クドカンの作品で面白かったけど、あまりはまれなかった。
戸田恵梨香が美人すぎた。
面白かった。
ギャグは相変わらずクドカンドラマという感じでテンポの良さに笑った。江口のりこさんと秋山とサダヲ最高。面白い空気にのせて、介護についても知れるドラマはありがたい。色んなことがハチャメチャだけど、全然許せてしまうのがクドカンドラマの好きなところ。

最終回の展開はまさかだった。
現実でもいっぱい人死んでるのにここでも命について考えるのか、と切なくなった。

クドカンのドラマはリリースされたその時代にしか描けないというか、毎度時代ごとの”今”がたっぷり詰まってる。良いところも悪いところも含めて。
まさか寿一が年末のプロレス試合で亡くなり皆が悲しみにくれるエンドだとは思わず、急な展開に驚きつつも涙した。
半年も息子と一緒に練習した「隅田川」で同じ舞台に立つことが叶わなかったことも、せっかくプロポーズされたのにそれが叶わなかったことも悲しかった。
皆には寿一の姿が見えないのに寿三郎にだけは見えている現象。それは以前父子で話した演出について"幽霊である者を役として出すか否か"という話。寿一は迷わず「俺だったら出るよ、会いたくて仕方ないから」と答え、それが今回寿一が現れたことにかかってるとは。

最後の最後で寿三郎は寿一に「人間国宝にはなれなかったがお前は観山家の家宝だ」と伝えるシーン。ずっと寿一の事を褒めなかったのは"褒めてしまったら終わってしまうから"。その理由を聞いた時、それが生前の寿一に伝わらなかったことを残念に思った。
親の愛は偉大だが、全然伝わらずに子供は勝手に捻くれてしまうのだよな。

結局最後、さくらは次男と結婚し、寿三郎の後継者は寿限無となりその後を寿一の息子が継ぐ。1番波乱なのは舞の息子(道枝俊介)で、能の世界から抜けて大学へ進んだが、そこのサークルで逆ナンされて付き合った子と出来ちゃった結婚となり、子供を育てるために大学を辞めてラーメン屋となる。

ちゃんと締めで泣かせてくるのに、毎話クスッと笑える素敵なファミリードラマだった。

にしても、西田敏行さんの泣きの演技力に圧倒されました。貰い泣きする。凄い。



ストーリーあらすじ↓
1
主演・長瀬智也×脚本・宮藤官九郎の最強タッグでお届けする、笑いと涙の王道ホームドラマ!主人公・観山寿一(長瀬智也)はさんたまプロレスの人気プロレスラー、幼いころに家出して以来、実家に帰っていない。そんなある日、人間国宝で能の宗家である父・寿三郎(西田敏行)が突然の危篤に・・・。25年ぶりに実家に帰った寿一は、幼馴染の寿限無(桐谷健太)、妹の舞(江口のりこ)、弟の踊介(永山絢斗)に再会。家を継ぐと眠る寿三郎のもとで宣言するも、ヘルパーのさくらが録画していた事により、家を継ぐ流れに。

2
観山寿一(長瀬智也)は、再び復活を遂げた寿三郎(西田敏行)の介護をするため、25年ぶりに実家に戻る。父・寿三郎は介護ヘルパーの志田さくら(戸田恵梨香)との結婚発表し、寿一は宗家を継ぐために能の稽古に励んでいた。一方、弁護士の踊介(永山絢斗)は、さくらが過去に3人もの老人と付き合い遺産を手に入れていた事を知り“後妻業”ではないかと疑惑を深めていく。

3
観山寿一(長瀬智也)は離婚した妻子へ生活費として渡す為にさくら(戸田恵梨香)に10万円を借り、それを返すためスーパー多摩自マンとしてプロレスに出場。その間家を空けたせいでせいで父・寿三郎(西田敏行)は病院に運ばれてしまう。そんな寿三郎は残りの人生を楽しむため、さくらとエンディングノートを作るのだった。父の願いを知った寿一は家族に内緒で再びプロレスのリングに立つことを決意する。

4
観山寿一(長瀬智也)は父親のエンディングノートに書かれた願いを叶えるため、家族には内緒で覆面レスラー“スーパー世阿弥マシン”としてプロレスに復帰し、人気レスラーに。認知症が進行中の寿三郎(西田敏行)はさくら(戸田恵梨香)と共にエンディングノートの願いを1つずつ実行してゆく。そして40年間隠し通した"寿限無(桐谷健太)は寿三郎の隠し子"ということを告白する。

5
寿限無(桐谷健太)は自分の出生の秘密を40年も隠されていたことに腹を立て、遅すぎる反抗期を迎えていた。一方、さくら(戸田恵梨香)はスーパー世阿弥マシン(長瀬智也)の正体に気づき、寿一に恋心を抱いていた。そんな中、寿一は父・寿三郎(西田敏行)の願いを叶えるため、25年ぶりの家族旅行を計画するのだが。

6
観山家は寿三郎(西田敏行)がエンディングノートに書いた「家族旅行」の夢を叶えるため、スパリゾートハワイアンズへと家族7人の旅がスタート!ところが、寿一(長瀬智也)は寿三郎から途中で高速を降りるよう頼まれる。そこに待っていたのは父親がかつて愛した女性。これはかつて愛した女性への行脚の旅でもあったのだ。それも何人もの…。

7
寿一(長瀬智也)は、寿三郎(西田敏行)のエンディングノートにあった「家族旅行」の夢を叶えるため、25年ぶりの家族旅行に出かけ、無事家族写真を撮ることに成功した。旅行から帰ってきた寿三郎はリハビリを精力的に行い、寿一は息子・秀生(羽村仁成)が大好きな能楽を続けていくために離婚した元妻・ユカ(平岩紙)に親権変更を申し入れる。ところが、弁護士を交えての初めての話し合いの場でユカから親権はこちらに欲しい、秀生にも能を辞めさせると言われてしまう。

8
観山寿一(長瀬智也)は客席のさくら(戸田恵梨香)にリング上からのプロポーズに成功。二人は寿三郎(西田敏行)と踊介(永山絢斗)に話すまでは内緒で付き合うことに・・・。そんな中、寿一がアキレス腱を痛めてまさかの車いす生活になってしまい、寿三郎の介護を寿限無(桐谷健太)が担当することに。一方、秀生(羽村仁成)に「隅田川」の稽古をつけようとした寿三郎はついに謡まで忘れてしまっていることにショックを受けるのだった。

9
認知症が進行してしまった寿三郎(西田敏行)は、末広(荒川良々)がいるグループホームに入居することに。寿三郎がいなくなった観山家には寿一(長瀬智也)とさくら(戸田恵梨香)だけが残され、二人きりの生活を送っていた。そんなある日、「隅田川」の稽古をしている寿一の前に寿三郎の“亡霊”が現れる。

10 最終話
グループホームを抜け出し観山家にやってきた寿三郎(西田敏行)は、3度目の脳梗塞で危篤に・・・。多くの門弟や家族たちに囲まれ、最後の時を迎えようとしていた寿三郎の前に、いままで正体を隠してきた寿一(長瀬智也)がスーパー世阿弥マシンとして現れる。そして「肝っ玉!しこたま!さんたま!」の掛け声で、奇跡的に寿三郎は一命を取り留める。そして寿一は新春能楽会で舞う予定の「隅田川」の稽古に励んでいた。
しかし年末のプロレスの試合で激しい戦いの末、命を落としてしまう。
認知症を患う寿三郎は寿一が亡くなったことが理解出来ないでいた。
緻密な脚本もキャンスティングも最高だった。

クドカンは好きな作品とそうでない作品が分かれるが、これは自分の中でベストワンかもしれない。何度も嗚咽して泣いたし、何度も爆笑した。

能とプロレスと長瀬くんの引退と家族と親子と夫婦と認知症と介護と発達障害とetc…こんなに詰め込みながらまとめ上げ、全ての伏線を回収しつつアッと驚くラストを用意して見事に締めるなんて。

役者の演技も本当に素晴らしかった。

ずっと覚えておきたい、折に触れて見返したい名作。
まさか主人公が亡くなるなんて、衝撃すぎて1話から見直した。
介護の話をコミカルに描けるクドカン天才。
長瀬くんのドラマもっと観たい。
さくらちゃんの好きっっがたまらん。
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