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ブリジャートン家 シーズン1のmotoyAliveのレビュー・感想・評価

ブリジャートン家 シーズン1(2020年製作のドラマ)
4.3
Netflixオリジナルシリーズ。
ロンドンの貴族社会を描く時代劇。

《あらすじ》
舞台はロンドン。名門貴族ブリジャートン家の長女ダフネが主人公。彼女の社交界デビュー、それが意味するのは結婚相手探しの始まり。連日続くダンスパーティーや昼食会で自らのアピールを続ける。ライバルの貴族の娘たちと立ち向かい、ダフネの求める真実の愛を見つけ出すことはできるのか…。

《感想》
中世版ゴシップガールと言われている本作。ゴシップガールのウェブサイトがブリジャートン家では新聞として出てきていて、ゴシップガール同様にナレーションの役目も果たしている。この新聞の執筆者でもあるレディ・ホイッスルダウンの正体を暴くミステリーの部分はこのドラマのなかで1番のサプライズだった。

中世が舞台になっていて、ドレスや邸宅といったものは時代に沿っているが中身自体は現代の物語という感じ。アフリカ系やアジア系の貴族がいたり、1話に出てくる演奏しているシーンの曲もMarron 5だったり、女性も男性に従うだけではない、仕事を持って自立するべきという考えがあったりと、描かれている時代とかなり乖離のある斬新な設定。最初は違和感があるがエピソードが進めば特に気にならなくなる。

シーズン通して、ベッドシーンがかなり多くリビングで見るのはおすすめできない。特に6話は終始やりっぱなしで、まだやるのか、そしてそれを全部映すのかとなぜか笑えてくる。笑

時代劇ではあるが、テンポも良く軽いタッチで描かれているので非常に見やすく、まさにゴシップガールが好きだった人は間違いなくハマる作品。

《補足》
ブリジャートン家は8人兄弟で、生まれた順番とアルファベットが相関している。誰が兄で姉か分からなくなった時は頭文字を見ると順番が分かる。

長男 Anthony(アンソニー)
次男 Benedict(ベネディクト)
三男 Colin(コリン)
長女 Daphne(ダフネ)
次女 Eloise(エロイーズ)
三女 Francesca(フランチェスカ)
四男 Gregory(グレゴリー)
四女 Hyacinth(ヒヤシンス)
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