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バスケット・ケースのunknownのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース(1982年製作の映画)
4.0
冒頭、主人公のドウェイン(とバスケットケースに入れられた結合双生児の兄ベリアル)が歩くニューヨークのタイムズスクエアにまだSONYの看板がある…1982年…😭

ドウェイン達が滞在するホテルの名前が「BROSLIN」で、造語っぽいけど「兄弟の絆」みたいな意味なのかな?意味ありげに何度も映し出される看板のネオンが脳裏に残る。

逃れられない因果というか、分離手術を受け見た目は「健常者」になった弟と、生まれた時から奇形で分離しても奇形の兄は結局一心同体。弟は兄の存在を忘れ色恋に興味津々だが、それを嫉妬する兄に妨害を受けても受容するしかない。死ぬまで一緒、死ぬ時も一緒という苛烈で途中下車不可の兄弟愛は、間違ってるけど正しいし、グロテスクだけど美しい。

兄ベリアルが途中クレイアニメみたいになるの笑った😂
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