恥ずかしながらこれまできちんと観たことがなかった映画。
カラテキッドたる主人公ダニエルの師匠・ミヤギさんの過去がとにかくめちゃくちゃ悲しくて悲しくて。これはミヤギさんの映画なんだわと思った。
カリフォルニア在住のお年寄りだもんで、もしやと思ってたけど、移民一世であるミヤギさんは第二次世界大戦中はアメリカ兵としてドイツ軍と戦った。その間奥様は日系人収容所の中。当時お腹にいた赤ちゃんを出産時に合併症にかかり医者が来ず（日系人だからほっとかれたのでしょう）、赤ちゃんは死産、奥様もお亡くなりに…。奥様と赤ちゃんの事を忘れられないミヤギさんは、記念日（命日？）に軍服を纏い彼女たちを偲びながら、酒を飲み涙を流し酔い潰れる。きっとそれが年に一度の儀式なのでしょう…俺もう涙無しに観れない😭おちょぼ口のおとぼけ老人と思って油断してたら、こんな悲しすぎる過去があるとはよ…。もう、すぐ調子に乗るダニエルとかコブラ会とかどうでも良いから、本当ミヤギさんだけは幸せな余生を送ってほしいわ…。
ミヤギさんの過去を知ると、ダニエルなんかミヤギさんの良心にフリーライドしながら彼女とのいちゃこらに興じているボンクラにしか見えない💦軽薄すぎてぶん殴りたくなる👊父のいないダニエルと子を亡くしたミヤギさんの擬似父子関係とするには、ダニエルが役不足すぎる。ミヤギさーーーーん😭😭😭
