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スノー・ロワイヤルのunknownのレビュー・感想・評価

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)
3.6
文章下手くそで遅筆ながらレビュー数100ぐらいは余裕でいけるかな?と始めたFilmarks。レビュー数4桁の人からすると確実に鼻で笑われると思うが、100に到達するまで3年半もかかった😭そしてつくづく、レビューがつらつら書ける映画と、書けない映画があるなあと。これまでにレビューを書いた映画は、自分の場合、結構どうでもよいタイトルも多い。逆に割と最近だと「ザ・ホエール」「レッド・ロケット」は映画館に観に行ったしめちゃくちゃ面白かったけど、いざ脳内で文章化しようしてもなかなかうまくいかず、とてももどかしく悲しい。文才が欲しかった…。

閑話休題。本作、あまり期待せずに見始めたが、とても面白かった。開始から10分弱で一人息子を麻薬組織に殺されてしまった善良な一市民、ネルソン・コックスマン(リーアム・ニーソン)。復讐に立ち上がり、一人、また一人と殺していくスリリングなクライムサスペンス…と思いきや、途中で「あれ、これ…コメディ?」と飲み込めてから格段に面白くなった!

もはやリーアム・ニーソンが主役なのが面白い。ただの除雪作業員なのに、麻薬組織の極悪人を時には素手で時にはライフルでぶち殺しまくり、死体は一体一体丁寧に金網で包んで滝壺に投下…あなた本当にカタギの人ですか…?(父と兄が元麻薬組織の人間だったというのが後程判明するが…)

ネルソンが追い詰めていく麻薬組織や、敵対するネイティブアメリカンの密売組織の構成員の一人一人もキャラ立ちしてて面白いし、構成員や殺し屋など、関連人物が死んだ際はちゃんと名前と通り名と十字架マークがクレジットされるからわかりやすい😆実際に殺すシーンは映さずとも、クレジットだけで「あ、死んだんだぁ」って分かるから、サクサクと話が進むし無駄がない。


〈ネタバレ〉


好きなシーン→ドデカ除雪車で煽り運転するリーアム・ニーソン。スキンヘッドの組織構成員ムスタングが別の手下の男とデキてた→手繋ぎ指絡めてからの濃厚なキス→見つかるとやばい&でも止められない〜っていう一連の盛り上がり。室内で殺しが発生する際にいちいちカーテン引くとこ。組織トップのバイキング×元妻とのバトル。リーアムがバイキングの息子を拐い自宅にお泊まりさせる際、「寝る前に何か読んで」とねだる子に「何も読むものはないんだけど…」と言いながら除雪車のパンフレットを読み聞かせしてあげるシーン。飛来してきたネイティブアメリカンの下っ端が除雪車に吸い込まれてミンチになって吐きだされるとこ。(「ミスミソウ」にも似たようなシーンあったね…)

本作はリメイクで、元映画があるというのを知った。『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』…こっちのタイトルの方がヤバそう…!
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