このレビューはネタバレを含みます
ゴーストの復讐劇
ニューヨークの銀行で働くサムは恋人で陶芸家のモリーと付き合っている
二人は古いアパートの一室を友人カールの手を借りて改修し、同棲をスタート
その夜、眠れずに作品づくりをしていたモリーの元にサムが来て、一緒にろくろをいじり幸せな時間を過ごす
ある日、サムとモリーがマクベスを見た帰り道に強盗に合ってしまう
お金を渡そうとするも、モリーを守るため強盗ともみ合いになり、、、
ろくろを回すあの有名なシーンだけ知っていたが、あとは何も知らずに視聴
有名なろくろシーンから
どっぷりしたラブストーリーを想像していたが視聴後の感想はゴーストの復讐劇ですやんだった
開始15分ほどで
ストーリーのおおよそが分かってしまうため
結末に向けてどのようなスパイスがあるかな?と思っていたがゴーストの力技が目立ちすぎたためかあまり感動せず
そのためか恋愛要素も薄っぺらく感じてしまった
もしかすると
サムを好きになれなかったことも影響しているかもしれない
もちろん、最愛の人を残し殺されてしまうのは同情しかないが、サムを好きになれる要素が個人的には少なかった
そして、なんとか伝えたいといった思いが、わりとあっけなくいろいろな手段で伝えることが出来てしまうので、応援したくなることなくテンポよく話が進んでいった印象になった
良かった点は
霊媒師のキャラと音楽そしてモリーの涙
有名なろくろシーンはラブラブ感満載
最後のシーンは音楽にやられうるっとくる
「愛してるをあまり言いたくない」が最後まで心に響く