大河を目指すために書かれたシナリオが良すぎて、それ以外がなんも入って来ない。惜しい映画。
細君に勧められて視聴。千葉県香取市が地域振興のため、地元の英雄『伊能忠敬』の大河ドラマを計画するコメディ。。。っていう建て付けなんだけど、中身はちょっと違うかな。。
脚本家の加藤は、地図の完成が伊能の死を隠蔽したまま行われた事に着目したシナリオを書く。映画は場面を移しシナリオを再現した時代劇が始まるんだけど、これが良くできている。そう、良くでき過ぎているんです。これ単体で映画にすればいいのにってぐらい。まあつまり、要らない気がするんですよ『現代劇側』が。
もっと、時代劇側、現代劇側が行き来しながら、現代劇側にもトラブルがあり、、、みたいな事になれば面白かったんだけど、、、おしいなあ。
