ここうさんの映画レビュー・感想・評価

ここう

ここう

映画(174)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.6

原作の良さを少しも損なわず、ミステリ映画として丁寧に造られた映画。

映画館で観たかったけど、タイミングが合わず。アマゾンプライム試聴。

劇団の最終オーディション。『ある閉ざされた雪の山荘で』という
>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.5

前作が良すぎたためにどうしても見劣りしてしまう佳作。

言わずと知れたゴーストバスターズの続編。2021年の映画「アフターライフ」で、破壊神ゴーザを倒したフィービーたちは、オリジナルメンバーのウィンス
>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.2

大河を目指すために書かれたシナリオが良すぎて、それ以外がなんも入って来ない。惜しい映画。

細君に勧められて視聴。千葉県香取市が地域振興のため、地元の英雄『伊能忠敬』の大河ドラマを計画するコメディ。。
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

変化の無い日々の変化を楽しむ男を描いた、不思議と退屈の無い映画。

時間が空いたので映画を観ようと思った。Fillmarkをチェックしたが冬休み。あるのはアニメ・ファミリー映画ばかり。悩み悩んで、普段
>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

インターネットツールとソーシャルハックを使いこなして母を捜す。複雑ながら痛快なエンタメ。1アイディアものは2作目が名作パターンの映画。

「インターネットを使った事件解決を、PC画面だけで表現したらユ
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

天丼期待したら美味しいお寿司がでてきた話。

『ゲゲゲの鬼太郎』の映画が話題らしい。と、細君が言うので行ってきました。ゲゲゲの鬼太郎と言えば言わずとしれた妖怪退治の金字塔。何度もアニメ化していて、その
>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.2

おばちゃんがかっこいいバイオレンスアクション。

殺し屋の女の子が「自分が殺してしまった男」の娘と、同じく殺し屋の母、母の友達と共に暴れまわるバイオレンスアクション。うん、バイオレンスアクションであっ
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

このタイミングのゴジラとして100点のゴジラ


映像が凄く良かった。今のVFXで出来ることを最大限まで使った映像。土埃の中から現れるゴジラは「ああ、これはきっと、今まで撮りたくても撮れなかったゴジラ
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

登場人物全部良かった。

言わずとしれた「キアヌ・リーブスがかっこいい映画」の4作目。前作がちょっと自分の趣味からはずれていたので「ちょっとなー」って思っていたんだけど、評判が良かったので観てきた。良
>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ラキース・スタンフィールドの演技とVFXがとても楽しいが、散らかったシーケンスが引っかかる。あと吹き替え版はダメかもしれない。

2003年のエディ・マーフィー主演映画を無視して?リブートを計ったホラ
>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

3.7

コミカルとホラーのバランスが良く、とても楽しめる映画

最近「ホーンデットマンションまさかの実写化」みたいな売り出し方をしているけど、「あれ?そもそもホーンデットマンションって前にもあったよな?」と思
>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

オカルトとミステリーの間を行き交う良作。

ポアロシリーズ3作目。『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』と観て来たけど、個人的に2作の評価は微妙。ちょっと違うか。絵は良い。物語も悪くない、トリッ
>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.4


わずか数分をループする。しかも、みんなで。ヨーロッパ企画らしい、ワンアイディアを突き詰めて気合いで撮り切る映画。

理解不能な状況にめげずに緊張感の無い登場人物が面白く「わたくし、初期位置こちらです
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.6

何も知らずに観たから最後にずっこけた

スパイダーマン:スパイダーバースの続編。というか、『続編の前編』なのね。知らんかった。すげえいいところ、椅子から腰が浮くほど前のめり手に汗握った所で終わった。う
>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

取捨選択の大切さを再認識させられる。

NHKでやっていたドラマが好評で映画化。オリジナルストーリーかと思ったら、原作あるのね。フランスのマンガ(バンドデシネ)のプロジェクトとして描かれたみたい。
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

古臭いヒーロー像が見せる、新しい価値観

銀河の守護者、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの3作目。メンバーのアライグマ、ロケットの生い立ちと、ロケットを作ったハイ・エボリューショナリーとの対決を描く
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

「あ、これあのゲームで観たやつ!」のお約束が一杯観られるとても楽しいエンターテインメント

言わずと知れた世界的ゲームキャラクターマリオの映画化。キノコ王国に攻め入るクッパをマリオとルイージが撃退する
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.7

パズルが解けたら、悲しい物語が見えた。

難解大好きクリストファー・ノーランの出世作。実は観たことが無かったので試聴。

記憶をすぐ失う主人公が警官風の男を殺す所から始まって、時間を少しづつ遡りながら
>>続きを読む

リベリオン(2002年製作の映画)

3.3

名作は色褪せない。とも限らない。

【注意】2023年に改めて観た時の感想です。観た当時はもっと評価していた。

知る人ぞ知る。っていう言葉が似合う名作。「ガン=カタ」を世に送り出し、SFファンという
>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9



言わずと知れた。とは言えないですよね。しってます?RPGの始祖D&D。TRPGってのがあってらそれの映画化。いや、僕は知ってるし、僕の世代のオタクには義務教育ですよ。でもさ?でもね?売れるんかそれ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

良くわらないまま泣かされていた。最後まで観ても分からないまま何かを解った気にはなっていた。

冴えないオバサンがマルチバースで別れた重ね合わせの自分の経験を元に世界を救う!?絵面だけでなんか面白そうな
>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.2

安定のアントマン。

エンドゲームの鍵を握ったアントマンの3作目。登場人物マシマシで前作までどんな話だったかおもいだすのに苦労したりとか。というか娘役大きくなったなー(と思ったら俳優さん変わってた)
>>続きを読む

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.7

登場人物みんなカッコいい。ハラハラできるエンターテインメント。

スーパー運転テクニックを持った女、ウナが韓国マフィア(しかも表は警察の顔)から子供を守る。とかそういうタテツケ。

邦題はアレだけど、
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

言いたいことが三つあった。絞り込んで三つもあった。

2ヶ月遅れて今更視聴。と言うほどのロングラン。細君が『怪獣映画らしいので観たい』と言うので。それくらい僕の中での期待度が薄かった。なんか、普通の大
>>続きを読む

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

2.9

日本向けじゃないのは頭に入れて観た方が良いのかな。

言わずとしれた日本発カルトゾンビ映画のフランス版。ただ、よくよく考えればこの映画って
ワンアイディアの初見殺しみたいな映画なので、国内版を一度観て
>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

改めて「ナイブスアウト」と言う映画の構造を考えてしまう。

2020年に観た映画No1の「ナイブスアウト 名探偵と刃の館の秘密」の続編。と言っても、ブノア・ブラン探偵以外のキャラクターは全て刷新(前作
>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.3

「お前は何を期待していたんだ?」と心の中で自問自答した90分。

もうなんか説明するのも面倒くさい2022年の大ヒットアニメ映画。187億とかもう凄すぎる。ワンピースはアニメは観ないもののコミックは好
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

物語の解決からクールさが取り払われ、泥臭さを感じる。

先代ブラックパンサー、テイ・チャラが居なくなってからのワカンダ王国を描いたマーベル作。海の王国タロカン帝国との戦いを描く。テイ・チャラの妹シュリ
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.4

ハチャメチャインド映画と思いきや、なかなか魅せてくるストーリーも注目。

イギリス占領下のインドで、イケメンインド人二人が親友になり、大儀の元に対立するお話。バーフバリの監督と言うことで期待と評価を得
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

原作無視のトンチキ映画かと思ったら、想像以上にマリアビートルだった。

ロストシティと並んで今年の双璧をなすバカ映画。伊坂幸太郎の原作をこういう売り方するんだ流石ハリウッド。

運が悪い殺し屋がその運
>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

3.6

このての映画を不可無く作るという偉業。

一部には説明不要のソニック映画の第2段。続編やること考えていたならあの「公開延期してまでの顔面大改造騒ぎ」も納得。

物語は至ってオーソドックス。王道オブ王道
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.3

クリスチャンベールがとても良かった。

ガーディアン・オブ・ギャラクシーと共に旅に出たソーが、GOGと別れ、神殺しゴアの危機から世界を救う話。

ラグナロクからあったどこか陽気な雰囲気は継続、そのユー
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.3

年寄りの冷や水なんて言わせない。

トップガン観てない。観てないけど、流行には乗っておこう。というかなり濁った動機で見に行った。果たして濁った僕の目でも楽しめる最高のアクション映画だった。

言うてト
>>続きを読む

がんばれいわ!!ロボコン ウララ〜!恋する汁なしタンタンメン!!の巻(2020年製作の映画)

2.5

俺は何を見せられたんだろう。

コロナ禍のさなかに細君が「映画に行く」と言いだし一人で出かけ、その後しばらく「とんでもないものを観た」としばらく言い続けた頭のおかしいと評判の映画。そんなに言うならと、
>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.8

コロナ禍でなければ大ヒットも会ったのでは無いかと思う快作(怪作)。とにかく馬鹿馬鹿しくて面白い。

OLが何故かヤンキーマンガ。風に殴り合う。なんとなく物語の説明は要らんかなあ、というアレ。いや観たま
>>続きを読む

スニーカーズ(1992年製作の映画)

3.4

子供の頃に観たハッカー映画。その内容はコンピューターに幻想を抱かず、地に足がついたハッカー映画だった。

若い頃の感情だけで見直した映画。ぼんやりした記憶で、盲人の黒人ハッカーが格好良かったのだ。
>>続きを読む