天丼期待したら美味しいお寿司がでてきた話。
『ゲゲゲの鬼太郎』の映画が話題らしい。と、細君が言うので行ってきました。ゲゲゲの鬼太郎と言えば言わずとしれた妖怪退治の金字塔。何度もアニメ化していて、その都度リブートするからなんかスパイダーバースじゃないけどゲゲゲバースできそうなぐらい人気のコンテンツ。『なんで今？』って思ったけど、水木しげるが生まれて100年なんですね。
前知識無しで挑んだので知らなかったのですが、鬼太郎のお父さん（と、水木と言う名前の主人公）の話で、鬼太郎ほとんど出てこない。だからといってつまらないわけでは無く、別物の話としてとても面白かったです。ただ、天丼期待して入った定食屋でスゲエおいしいお寿司が出てきて、美味しかったけど入ったときに期待したものとは違ったな。っていう（自分のせいなので気にしない）。
因習のある村に閉じ込められ、次々と関係者が殺される。犯人は誰なのか、ゲゲ郎の妻は何処にいるのか。謎を明かすタイミングも丁寧。アクションもよし。人に勧められる映画でした（「鬼太郎ほとんど出てこない」という前提をつけて）
ただ一点、いわゆる『バディもの』でもあるんですが、個人的にはバディものに寄せた演出が強すぎてちょっと興ざめするところがあったのが残念。男の信頼を外連味のある台詞に託して欲しくないなあ。とかなんとか。
